月刊TACT―2021年10月号

【1.今月の焦点

  • 環境貢献なくして企業成長なし -   環境と経済の両立を考える 地球温暖化の原因が、大気中のCO2 の濃度上昇であると実証した研究成果が、今年のノーベル物理学賞に選ばれた。 受賞した真鍋氏は1960年代から気候変動予測に取り組み、複雑な物理シス…続きを読む

2.トピック・ズームアップ

住宅価格を上げるインフレ圧力

  • 資材価格上昇による収益圧迫~住宅価格は上げざるを得ない状況
  • ウッドショックは落ち着き始める~それでも木材価格は下がらない?
  • 世界インフレ懸念とエネルギー不足と円安~住宅価格上昇と購買力のバランス重要

3.特集レポート

1.市場追い風続く、分譲住宅の競争力分析

  • コロナ下落の地価もK字動向~住宅地は需要旺盛で回復地点も増加
  • 建売分譲棟数ランキング~飯田G着工棟数減少、ケイアイ、オープンH伸び
  • アーネストワン19県で建売分譲№1~飯田グループ1位県は全国30県と1県減
  • 首都圏での飯田グループシェアも急落~建売シェア4割、戸建2割を割る
  • 不動産販売事業売上ランキング~1兆円の飯田G、大和、三井不、OH…
  • 着工減と契約好調のねじれは解消~3大分譲系グループが主導権を握る

2.底打ちなるか、アパート市場の競争力分析

  • アパート着工連続マイナスストップ~5ヶ月連続プラスの着工底打ちは本物か
  • 賃貸大手、売上は請負減収、管理増収続く~戸数大幅減で、シェア30%まで低下
  • 県別No1は大東建託が3県減少の36県
  • 受注は19~20年度はほぼ全滅~21年度受注はリバウンドでプラスへ
  • アパート収益力、苦戦の請負利益率が低下~賃貸事業収益率は上昇へ
  • 大手5社の管理戸数は331万戸と8万戸増~本格回復へ向けて賃貸事業両輪シナジーへ

3.広域展開ビルダーのエリア拡大はどこまで進むか

  • 総展の来場者組数は前々年度比でも減少基調
  • コロナ禍20~21年度は新規出店を絞る中、積極攻勢のアイ工務店は100拠点を突破
  • 全国の各地域ブロックで1,000棟に迫るビルダーグループが成長
  • マルチブランドで地域の需要を網羅し、ハウスメーカーの客層も狙いに行く
  • 飯田グループの新規出店はペースダウン~オープンハウス、ケイアイもコロナ以降好調

4.その他

  • 【住宅メーカー・エリア深耕策】
  • コロナで表面化した多様なニーズへの対応力を磨け~東京

    • 注文住宅においてWEB客をどうフォローするのが正解か?
    • 環境訴求強化で戸建ZEH比率60%超に~旭化成ホームズ
    • リモート商談を上手く活用し丁寧に顧客をランクアップ~住友林業
    • 賃貸住宅受注増、ZEH比率、3階建など、単価アップにこだわり~ミサワホーム
    • 価値訴求を徹底し平均単価6,000万円に~積水ハウス
    • レジデンスモデルの連携で高額層をキャッチ~三井ホーム
    • 一次接客注力で、展示場歩留まり向上~パナソニックホームズ
  • 【ビルダー業界維新】
  • 分譲ビルダーが割拠、コロナ後も戸建需要は旺盛~兵庫

    • 郊外でも土地の仕入れが厳しい状況に
    • 分譲は関西住宅販売、注文はアイ工務店 ~県内着工棟数ランキング
    • WEB戦略を中心にコロナ禍需要をキャッチ、再エネ100%にも取り組む~ヤマト住建
    • 事業多角化、住宅・非住宅の両輪経営~昭和住宅
    • 準規格型・提案型の新商品を投入~三建
  • 【好調ビルダー事例】
  • 「神奈川一チャレンジする会社」としてブランディング~建新

    • 土木事業から建築・不動産、周辺事業に参入
    • 高低差のある土地の開発・造成が強み
    • 職場環境を整え人材採用・育成を強化
  • 【新時代の住宅営業マネジメント基礎講座】
  • 初回商談での同席のコツ〜同席前準備・同席中の役割・同席後のフィードバック

    • 展示場・現場見学会の場合
    • 資料請求からの予約の場合
    • 紹介から予約の場合
  • 【WEB集客戦略】
  • WEB集客の疑問・悩みにお答えします

    • 自社のホームページから発生する反響は資料請求の比率が高く、来場予約が少ない~来場予約を増やす方法はあるか?
    • スタッフブログの記事は住宅に関連する内容が良いか、スタッフのプライベートが良いか?
    • インスタライブの建物紹介が反響・集客につながった事例はあるか?
    • 資料請求いただいたお客様の追客はどれくらいの頻度が適切か?
    • 資料請求客へのスピード対応は重要だが、資料請求直後の「自動返信メール」でもお客様の印象をアップできるか?
  • 【広告に見る住宅業界】
  • 「変化への対応」から「変化の共創」へ
  • 新商品・新提案情報 2021年9月 
  • 【MONTHLY DATA FILE 2021年8月 県別着工統計データ】

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■過去の『月刊TACT』

  • 月刊TACT―2024年9月号 (9/17/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 大手ハウスメーカーの上方修正 24年度決算は各社堅調推移~住林、積水、大和は上方修正 好調要因は海外だけじゃない~積水ハウスは請負・ストック・開発で増収増益 【3.特集…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年8月号 (8/19/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 激動の2024年度、決算は好スタート切る~第Ⅰ四半期決算概況 第Ⅰ四半期決算概ね良好 【3.特集レポート】 1.金利と物価が住宅市況をどう導くか 経済指標の潮目が変わっ…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年7月号 (7/16/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 減益の分譲系に対して注文大手増収増益も~ビルダー2023年度決算 ビルダー決算まちまち、分譲大手は軒並み大幅減益 【3.特集レポート】 1.市場牽引する有力ビルダーに見…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年6月号 (6/14/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 株高は住宅市場に恩恵をもたらすか 株高がもたらす恩恵は富裕層に留まらず、住宅・リフォーム業界にはプラス 住宅会社の株価動向もやや軟調~米国事業だけでなく国内強化を目指す…続きを読む
  • 月刊TACT―2024年5月号 (5/15/2024) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 過去最高と大幅減益明暗分かれる~23年度決算 総合メーカー堅調、分譲系は利益大幅減 【3.特集レポート】 1.住宅着工80万戸、持家20万戸時代 住宅着工80万戸ギリギ…続きを読む
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  • 月刊TACT―2023年12月号 (12/15/2023) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 分譲業者の収益力低下は何処まで続くか 分譲市場の苦境が続く?~超高収益から利益急低下へ オープンハウスの戸建事業も一旦踊り場、今期予想では上場後初めて減益 【3.特集レ…続きを読む
  • 月刊TACT―2023年11月号 (11/15/2023) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 売上過去最高も減益決算相次ぐ~23 年度上期決算 戸建の減益をその他でカバー 売上高は過去最高更新、今期上方修正も 【3.特集レポート】 1.住宅業界の四重苦を乗り切る…続きを読む
  • 月刊TACT―2023年10月号 (10/16/2023) - 【1.今月の焦点】 【2.トピック・ズームアップ】 分譲事業で攻めに転じるハウスメーカー~大和・積水の新・不動産戦略 用地確保は整った!~大和ハウスの分譲・土地の受注プラス圏推移 積水ハウスの分譲住宅は大幅増収増益~優良…続きを読む

 

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