月刊TACT―2025年12月号

• 住宅業界のグループ化と２大陣営 - 巨大グループ誕生で進む業界再編 住宅業界は極めて裾野の広い業界であるが、徐々に業者数が減り、グループ化が進んでいる。M&Aは日常茶飯事であり、ハウスメーカーやビルダーによる同業他社の買収がいつ起こってもおかしく…続きを読む

• マンション価格の高止まりで戸建に優位性～都市型戸建のオープンハウス、タカマツ堅調
• 飯田グループ、ケイアイスター不動産～大幅増益・利益率上昇で進捗

• 住宅着工激減の市場環境下で販売棟数を増やした有力ビルダーは？
• ビルダー上位の棟数シェアが初めて下落～24年度も建売棟数大幅減で24.1％へ
• 大手ビルダー、24年度も売上高は成長～分譲、注文系共に増収多数
• 成長性ランキング～分譲系のケイアイG、注文系では新興勢力に伸び
• 24年度経常利益率ランキング～安定の高収益ビルダーが上位に並ぶ
• 24年度は前年比で増収増益、注文系は棟数増～中期的な棟数減少は明白

2．ハウスメーカーとの競合増え販売価格が上昇～ビルダーアンケート分析

• 25年度のビルダー集客・受注は概ね好調～増収を見込むビルダーが多数派
• WEB施策の優先度はそれぞれの会社の現況によって異なる
• ハウスメーカーとの競合が増え注文住宅の平均販売価格は上昇
• 商品２大テーマは省エネとデザイン～トレンドは高級路線とエクステリア
• 経営2大テーマは収益力とブランディング～非住宅、事業多角化にも約３割が関心
• 定期点検からリフォーム捕捉を狙う

3．中高層住宅・非住宅建築物の需要実態

• 建設投資額は非住宅、リフォームに勢い
• 中高層住宅・非住宅市場は2万棟超
• 非住宅は1階建52.8％、木造48.2％
• 業者数は7,445社、▲106社・▲1.3%
• 最新事例 ～複合開発、社宅、学校等

• 【住宅メーカー･エリア深耕策】
• 首都圏の中では最も戸建棟数を狙うべき市場～千葉
  • 棟数シェアを意識するなら郊外エリアへの手の打ち方がポイント
  • 棟も額も好調持続で県内シェアアップは確実～住友林業
  • デザインオフィス、チーフアーキテクトが活躍、3rdレンジ比率50％強～積水ハウス
  • 「カッコいいヘーベルハウスを残す」を軸に棟数でも健闘中～旭化成ホームズ
  • 集合受注増＋戸建は自社地戦略が奏功～東京セキスイハイム

• 【ビルダー業界維新】
• 性能・価格以外の自社の強みをいかに訴求するか～新潟
  • 断熱性能がコモディティ化しつつあり数字の違いだけでは差別化が難しくなる
  • 超ローコスト住宅も一定の需要があるがコストダウンした上で利益をどれだけ残せるか
  • 空気の質を高め健康に配慮した家づくり～イシカワ
  • デザイン特化型の成長ビルダー、ロゴスHDのリソースで業務効率化～坂井建設
  • グループ売上100億円目指し賃貸・中古を強化～アサヒアレックスグループ

• 【好調ビルダー事例】
• 農家向けに省エネ木造低温倉庫を販売～ユースフルハウス
  • 高気密高断熱と高機能床下換気システムで性能に関心が高い客層を捕捉
  • 高気密高断熱の木造低温倉庫を販売～工務店の非住宅事業をサポートするVCも開始

• 【WEB集客戦略】
• 新春集客、年内に準備しておきたいこと
  • HPアクセス増：WEB広告の見直しが最も有効、SNS・SEOも追加施策で集客寄与の可能性
  • 反響増：イベント・キャンペーン告知など反響に直結するコンテンツの見直しを優先
  • 来場増：メール・LINEによる掘り起こし、郵送DM実施の場合は効果測定が必須

• 【ホームページ定点観測】
• 注目トピックス～ 2025年12月

• 【新商品・新サービス情報】
• 2025年11月

• 【MONTHLY DATA FILE】
• 2025年10月　県別着工統計データ

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