【1.今週の視点】
10月例経済報告/「基調判断」据え置き、「生産」下方修正
●景気動向
内閣府が29日に公表した10月の月例経済報告によると、国内景気の基調判断を「一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」とし、9月の判断を据え置いた。個別項目では、「生産」の判断を前月の「持ち直しの動きがみられる」から「このところ横ばいとなっている」に下方修正した。
住宅市場は、大手中堅住宅メーカー15社の9月
受注が全体棟数で前年同月比1.3%増、集客が▲3%となった。厳しい市場環境が続いているが、中身の濃い住宅計画者も確実に動いている。先行きは不透明だが、積極的な仕掛けを継続し、潜在客の掘り起こしを含め住宅計画者の背中を後押しし、リアル集客⇒ランクアップ⇒契約へと繋げていきたい。
■内閣府「月例経済報告」(令和6年10月)
【2.イベント情報】
2024年11月/秋のイベント紹介
~大型の仕掛け見当たらず、ヤマダ・一条の好調組は積極的
【3.トピック】
2024年度『グッドデザイン賞』決定
~受賞1,579件/大和ハウスが「グッドデザイン・ベスト100」
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1236 (11/25/2024) - 【1.今週の視点】 10月消費者物価指数2.3%上昇/電気・ガス代負担軽減策で2カ月連続低下 ●消費者物価 総務省が22日に発表した10月の全国消費者物価指数(2020年=100)によると、変動が大きい生鮮食品を除く総合…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1235 (11/18/2024) - 【1.今週の視点】 10月街角景気/現状判断・先行き判断とも2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が11日発表した10月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比0.3ポイント低下の47.5となり…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1234 (11/11/2024) - 【1.今週の視点】 財務省「経済情勢報告」/全11地域のうち5地域で判断を上方修正 ●景気動向 財務省が7日発表した10月の「全国財務局管内経済情勢報告」によると、全国の景気判断を「一部に弱さがみられるものの、緩やかに…続きを読む