週刊住宅産業エクスプレス―vol.1315

【1.今週の視点】

日銀「生活意識アンケート」/【景況感】は足元・1年後とも大幅悪化

●景況感
 日銀が16日発表した2026年6月の「生活意識に関するアンケート調査」(調査実施期間:5/7~6/9)によると、「1年前と比べた現在の景況感」について「良くなった」の回答が5.8%となり、前回3月調査の6.3%から0.5ポイント低下、「悪くなった」の回答は62.5%となり、前回から10.7ポイント上昇した。また、1年後の見通しについては「良くなる」の回答が7.4%となり、前回3月調査から6.9ポイント低下、「悪くなる」の回答は49.9%となり、前回から17.1ポイント上昇した。また、「1年後の物価の数値予想」では平均値で13.1%上昇となり、過⁠去最高の上昇率となった。
住宅市場は、大手中堅15社の6月全体受注棟数伸び率が前年同月比▲2.9%、先行指標の集客が同▲21%となった。受注は主力の戸建請負で価格と購買意欲の二極化が顕著になっており、中東情勢や金利上昇による駆け込みも一段落しつつある。景況感悪化はマイナス材料だが、値頃感のある新商品投入など市場の変化に対応した戦略を展開し、住宅計画者の購買意欲を少しでも引き上げたい。

■日銀「生活意識に関するアンケート調査」(2026年6月)


 

【2.ビルダー・FC特集】

2026年4-6月受注・集客動向
~【受注】5%増、駆け込みあるが価格優位性も寄与/【集客】▲5%、展示場以外が底上げ

 

【3.受注情報】

2026年6月受注・集客最終集計
~【受注】大手中堅15社▲2.9%、大手10社±0.0%に下方修正/【集客】▲21%に下方修正

  

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1325 (10/13/2026) - 【1.今週の視点】 9月街角景気/現状判断5カ月連続改善、先行き判断6カ月ぶり悪化 ●街角景気  内閣府が8日に発表した9月「景気ウオッチャー調査」(街角景気)によると、現状判断DIが47.0となり、前月比で0.6ポイン…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1324 (10/5/2026) - 【1.今週の視点】 8月新設住宅着工戸数6.1%増、5か月連続増/持家1.0%増、貸家6.5%増 ●住宅着工  国交省の建築着工統計によると8月の新設住宅着工戸数は63,974戸、前年同月比6.1%増(前年8月▲9.8%…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1323 (9/28/2026) - 【1.今週の視点】 2026年基準地価/全用途1.5%、住宅地1.0%、商業地2.9%上昇 ●地価動向  国交省が15日発表した7月1日時点の都道府県地価(基準地価)は、全用途の全国平均が前年比1.5%上昇、住宅地が同1…続きを読む

こちらもオススメ
by .