週刊住宅産業エクスプレス―vol.1083

【1今週の視点】

9月月例経済報告/総括判断4カ月ぶり下方修正

●消費動向

日本百貨店協会が24日発表した8月の全国百貨店売上高は2,783億円、前年同月比▲11.7%、2カ月ぶり減となった。新型コロナの影響を除く19年比では▲32.1%となる。
全国的な新型コロナの感染急拡大による主要顧客の外出自粛や、感染防止の追加施策として実施した混雑時の入場制限、一部テナントの休業、さらには大雨等の天候なども影響した。

一方、高級時計や絵画などの高額商材を含む【美術・宝飾・貴金属】は前年同月比1.5%増、7カ月連続増となった。
協会では、衣料品など主要5品目が前年割れとなる中、高品質で付加価値の高い高額消費は富裕層を中心に引き続き好調としている。
住宅市場は、大手・中堅住宅メーカー15社の8月受注棟数伸率が前年同月比0.3%増、6カ月連続増となった。

一方、先行指標の集客は全体で概ね▲35%となった。受注は何とか踏ん張っているが、展示場集客は厳しい状況が続いている。
新型コロナ感染者の減少傾向はプラス材料だが、コロナ収束後は、消費の分散が予想され、コロナ禍のような住宅への消費意欲が持続するとは限らない。
付加価値の高い魅力ある商品や提案で、住宅計画者の背中を後押ししたい。

■百貨店売上高の伸率推移
百貨店売上高の伸率推移

資料)日本百貨店協会

 

【2.商品情報①】一条工務店『耐水害住宅』、ヤマダホームズ『水害対策仕様』のその後

~一条は1,300棟受注、2×6での採用率10%
 

【3.商品情報②】アキュラホームが『超防災の家』発売

~「ゼロエネルギー住宅」への関心高い
 
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…  
 

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

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