【1.今週の視点】
4月景気動向指数/一致指数(足元)2カ月連続悪化、先行指数3カ月連続悪化
●景気動向
内閣府が公表した4月の景気動向指数(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が115.5となり、前月比0.3ポイント低下し2カ連続で悪化した。一方、数カ月先の景気を示す先行指数は103.4となり、前月比4.2ポイント低下し3カ月連続で悪化した。先行指数の低下幅は新型コロナの感染が拡大した20年4月以来(7.8ポイント低下)の大きさとなる。トランプ政権の関税措置を受けた消費者心理の弱さなどが影響した。一致指数から機械的に決める基調判断は「下げ止まりを示している」に据え置いたが先行きの不透明感が強まっている様子が窺える。
大手中堅住宅メーカーの5月受注棟数伸び率は、判明5社の中間速報で全社マイナス、2社が▲2ケタとなった。先行指標の集客も▲15%と低水準が続いている。市場環境は厳しいが積極的な仕掛けを継続したい。
■景気動向指数の推移

【2.5月受注速報】
2025年5月受注・集客動向(中間速報)
~判明5社ともマイナス受注、うち▲2ケタ2社
【3.受注情報】
2025年4-6月・7-9月受注予想(GWアンケート調査より)~平均像は4-6月前年並み、7-9月▲1~2%/棟数では4-6月▲5%、7-9月▲6~7%
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1297 (3/9/2026) - 【1.今週の視点】 消費者マインド2カ月連続改善も中東情勢の影響懸念 ●消費者心理 内閣府が4日発表した2月の消費動向調査によると、消費者マインドの代表的な指標とされる「消費者態度指数」が前月比2.1ポイント上昇の40…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1296 (3/2/2026) - 【1.今週の視点】 1月新設住宅着工戸数▲0.4%、3カ月連続減/持家6.6%増、貸家▲1.5% ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると1月の新設住宅着工戸数は55,898戸、前年同月比▲0.4%(前年1月▲4.…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1295 (2/24/2026) - 【1.今週の視点】 1月全国消費者物価指数2.0%上昇、2カ月連続低下 ●消費者物価 総務省が20日発表した1月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比2.0%の上昇となった。伸び率は前月の…続きを読む

