【1.今週の視点】
日銀「生活意識アンケート」/【景況感】は足元・1年後とも大幅悪化
●景況感
日銀が16日発表した2026年6月の「生活意識に関するアンケート調査」(調査実施期間:5/7~6/9)によると、「1年前と比べた現在の景況感」について「良くなった」の回答が5.8%となり、前回3月調査の6.3%から0.5ポイント低下、「悪くなった」の回答は62.5%となり、前回から10.7ポイント上昇した。また、1年後の見通しについては「良くなる」の回答が7.4%となり、前回3月調査から6.9ポイント低下、「悪くなる」の回答は49.9%となり、前回から17.1ポイント上昇した。また、「1年後の物価の数値予想」では平均値で13.1%上昇となり、過去最高の上昇率となった。
住宅市場は、大手中堅15社の6月全体受注棟数伸び率が前年同月比▲2.9%、先行指標の集客が同▲21%となった。受注は主力の戸建請負で価格と購買意欲の二極化が顕著になっており、中東情勢や金利上昇による駆け込みも一段落しつつある。景況感悪化はマイナス材料だが、値頃感のある新商品投入など市場の変化に対応した戦略を展開し、住宅計画者の購買意欲を少しでも引き上げたい。
■日銀「生活意識に関するアンケート調査」(2026年6月)

【2.ビルダー・FC特集】
2026年4-6月受注・集客動向
~【受注】5%増、駆け込みあるが価格優位性も寄与/【集客】▲5%、展示場以外が底上げ
【3.受注情報】
2026年6月受注・集客最終集計
~【受注】大手中堅15社▲2.9%、大手10社±0.0%に下方修正/【集客】▲21%に下方修正
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1314 (7/13/2026) - 【1.今週の視点】 6月「街角景気」/現状判断2カ月連続改善はプラス材料も先行き不透明 ●街角景気 内閣府が8日発表した6月「景気ウォッチャー調査」(街角景気)によると、足元の景気実感を示す「現状判断指数」が44.0と…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1313 (7/6/2026) - 【1.今週の視点】 5月新設住宅着工戸数33.9%増、2カ月連続増/持家31.8%増、貸家33.3%増 ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると5月の新設住宅着工戸数は57,877戸、前年同月比33.9%増(前年5月▲…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1312 (6/29/2026) - 【1.今週の視点】 5月全国百貨店売上高8.3%増、5カ月連続増/「美術・宝飾・貴金属」19.6%増 ●個人消費 日本百貨店協会が25日発表した5月の全国百貨店売上高は、前年同月比8.3%増、5カ月連続のプラスとなった…続きを読む

