週刊住宅産業エクスプレス―vol.1284

【1今週の視点】

10月消費者物価指数3.0%上昇、3カ月ぶり3%台乗せ

●消費者物価
総務省が21日に発表した10月の全国消費者物価指数によると、変動が大きい生鮮食品を除く総合が前年同月比3.0%上昇した。伸び率は9月の2.9%から0.1ポイント上昇し、3カ月ぶりに3%台に乗せた。2021年9月から50カ月連続の物価上昇となる。政府による電気・ガス料金への補助が前年より減ったため、電気代は3.5%、都市ガス代は1.3%(ガス代0.7%)の上昇となる。また、生鮮食品を除く食料は7.2%、コメ類は40.2%の上昇となり、前月よりも上昇率は縮小したが高水準が続いている。
住宅市場は、大手中堅住宅メーカー15社全体の10月受注棟数伸び率が前年同月比▲1.9%、先行指標の集客が▲12%となった。受注は主力の戸建請負で苦戦するところが目立ち、集客は消費増税・新型コロナの影響を除く2018年比で▲50~60%の低水準が続いている。21.3兆円規模の経済対策が発表されたが、住宅計画者の慎重な動きが続きそうだ。積極的な仕掛けを継続したい。

■消費者物価指数の伸び率推移

資料)総務省「全国消費者物価指数」

 

【2業界動向】

2025年発表の住宅メーカー【新規事業・多角化】関連ニュース
~駅前大規模再開発、ホテル建設、スタートアップ企業への投資etc

 

【3受注情報】

2025年10月受注・集客最終集計
~大手・中堅15社全体【受注】▲1.9%に下方修正、【集客】▲12%に上方修正

  

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1308 (6/1/2026) - 【1.今週の視点】 4月新設住宅着工戸数11.4%増、6カ月ぶり増/持家19.5%増、貸家17.3%増 ●住宅着工  国交省の建築着工統計によると4月の新設住宅着工戸数は62,569戸、前年同月比11.4%増(前年4月▲…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1307 (5/25/2026) - 【1.今週の視点】 2025年度【実質賃金】▲0.5%、4年連続マイナス ●実質賃金  厚生労働省が22日に公表した2025年度の「毎⁠月勤労統計」によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた【実質賃金】は前年比▲0.5…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1306 (5/18/2026) - 【1.今週の視点】 4月「街角景気」/現状判断は4年2カ月ぶり低水準 ●街角景気  内閣府が13日発表した4月「景気ウォッチャー調査」(街角景気)によると、足元の景気実感を示す現状判断指数が40.8となり前月比で1.4ポ…続きを読む

こちらもオススメ
by .