【1.今週の視点】
7月景気動向指数/一致(足元)2カ月ぶり悪化、先行3カ月連続改善
●景気動向
内閣府が公表した7月の景気動向指数(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が113.3となり、前月比2.6ポイント低下し2カ月ぶりに悪化した。下げ幅は24年1月(3.0ポイント低下)以来1年半ぶりの大きさとなった。自動車輸出の減少などが響いた。一方、数カ月先の景気を示す先行指数は105.9となり、前月比0.8ポイント上昇し3カ月連続で改善した。内閣府では、一致指数から機械的に決める基調判断を「下げ止まりを示している」に据え置いている。
厚労省が実施した「毎月勤労統計」によると、7月の実質賃金が前年同月比0.5%増となり7カ月ぶりにプラスに転じた。ボーナスが増えたことなどが寄与したが、今後、実質賃金のプラスが持続できるかがカギとなる。
住宅市場では、「予算が追い付かない」という住宅計画者も多く、特に急ぐ理由のない建替え中心に重い動きが目立つ。積極的な仕掛けの継続、迅速・丁寧なフォロー、安心・安全の提案で住宅計画者の背中を後押ししたい。
■景気動向指数の推移

資料)内閣府「景気動向指数」
【2.ユーザー動向】
『2024年度フラット35利用者調査』(住宅金融支援機構)より
~「世帯年収」増加も「建設費・購入価格」上昇で「返済負担率」も上昇目立つ
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1308 (6/1/2026) - 【1.今週の視点】 4月新設住宅着工戸数11.4%増、6カ月ぶり増/持家19.5%増、貸家17.3%増 ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると4月の新設住宅着工戸数は62,569戸、前年同月比11.4%増(前年4月▲…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1307 (5/25/2026) - 【1.今週の視点】 2025年度【実質賃金】▲0.5%、4年連続マイナス ●実質賃金 厚生労働省が22日に公表した2025年度の「毎月勤労統計」によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた【実質賃金】は前年比▲0.5…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1306 (5/18/2026) - 【1.今週の視点】 4月「街角景気」/現状判断は4年2カ月ぶり低水準 ●街角景気 内閣府が13日発表した4月「景気ウォッチャー調査」(街角景気)によると、足元の景気実感を示す現状判断指数が40.8となり前月比で1.4ポ…続きを読む

