週刊住宅産業エクスプレス―vol.1049

【1今週の視点】

12月街角景気/現状・2カ月連続悪化、先行き・2カ月ぶり改善

●景気動向

内閣府が12日発表した12月「景気ウオッチャー調査」(街角景気)によると、景気の現状判断が前月比10.1p低下の35.5となり、2カ月連続で悪化した。
10pを超える悪化は昨年2月から3月にかけての13.2p以来。

一方、2~3カ月先の景気の先行きを示す先行き判断は前月比0.6p上昇し2カ月ぶりの改善となった。
但し、調査は12月月末に実施されており、1月以降の感染拡大、緊急事態宣言は反映されていない。足元景況感や消費者マインドの一段の悪化が懸念される。

住宅市場は、大手・中堅15社の12月受注棟数が前年同月比4.6%増、3カ月ぶり増となった。集客減、コロナ感染拡大の中で予想以上の健闘といえるが、先行き不透明感が強まっている。

WEBの有効活用など見込み客、商談客の確保と、住宅計画者の期待を裏切らない接客・商談で一件でも多くの契約に結び付けたい。

●2020年12月受注棟数伸率(最終集計)
★全体15社計…4.6%増、前月比6.3p上昇、3カ月ぶり増
★大手10社計…2.6%増、前月比5.2p上昇、3カ月ぶり増
★中堅 5社計…16.0%増、前月比13.2p上昇、2カ月連続増

■街角景気の推移
街角景気の推移資料)内閣府「景気ウォッチャー調査」

 

【2.12月受注最終集計】主要15社計4.6%増、3カ月ぶり増

~【受注】厳しい中、一昨年比88%水準回復/【集客】休日当たり▲10%、▲2ケタ定着

 

※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…  
 

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1314 (7/13/2026) - 【1.今週の視点】 6月「街角景気」/現状判断2カ月連続改善はプラス材料も先行き不透明 ●街角景気  内閣府が8日発表した6月「景気ウォッチャー調査」(街角景気)によると、足元の景気実感を示す「現状判断指数」が44.0と…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1313 (7/6/2026) - 【1.今週の視点】 5月新設住宅着工戸数33.9%増、2カ月連続増/持家31.8%増、貸家33.3%増 ●住宅着工  国交省の建築着工統計によると5月の新設住宅着工戸数は57,877戸、前年同月比33.9%増(前年5月▲…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1312 (6/29/2026) - 【1.今週の視点】 5月全国百貨店売上高8.3%増、5カ月連続増/「美術・宝飾・貴金属」19.6%増 ●個人消費  日本百貨店協会が25日発表した5月の全国百貨店売上高は、前年同月比8.3%増、5カ月連続のプラスとなった…続きを読む

 

by .