【1.今週の視点】
12月街角景気/現状判断2カ月連続悪化、先行き判断2カ月ぶり上昇
●景気動向
内閣府が13日発表した12月「景気ウォッチャー調査」(街角景気)によると、足元の景気判断を示す現状判断DIが48.6となり、前月比で0.1ポイント悪化し、2カ月連続の悪化となった。物価高や中国の渡航自粛の影響等が背景にある。一方、2~3カ月先の見通しを示す先行き判断DIは50.5となり、前月比で0.2ポイント上昇、2カ月ぶりの上昇となった。内閣府では景気ウォッチャーの見方を「景気は、持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみられる」とし、前月の見方を据え置いた。
住宅市場は、大手中堅14社の12月全体受注棟数伸び率が前年同月比▲1.0%、先行指標の集客が同▲15%となった。また、2026年新春集客は前年同期比▲20%、18年比では20%水準(▲80%)の低水準となった。厳しい市場環境が続いているが、積極的な仕掛けの継続、迅速・丁寧なフォロー、安心・安全の提案で住宅計画者の背中を後押ししたい。動きの鈍い建物予算3,000万円台内外のボリュームゾーンへの訴求にも注力したい。
■街角景気の推移

資料)内閣府「景気ウォッチャー」調査
【2.イベント情報】
速報!2026年新春集客
~【集客伸び率】▲20%、18年比▲80%、【総合評価】C(何ともいえない)
【3.受注情報】
2025年12月受注中間
~大手中堅14社▲1.0%/大手9社0.8%増、中堅5社▲7.6%
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1320 (8/31/2026) - 【1.今週の視点】 8月月例経済報告/緩やかに回復も、中東情勢や自然災害の影響を注視 ●月例経済報告 内閣府が27日に発表した8月の「月例経済報告」によると、国内の景気判断を「緩やかに回復している」と維持する一方で、「…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1319 (8/24/2026) - 【1.今週の視点】 7月消費者物価指数1.8%上昇、2カ月連続伸び率拡大/利上げ観測強まる ●消費者物価 総務省が21日に発表した7月の全国消費者物価指数は、値動きが大きい「生鮮食品を除く総合指数」で前年比1.8%上昇…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1318 (8/10/2026) - 【1.今週の視点】 6月実質賃金1.6%増、6カ月連続プラス ●実質賃金 厚生労働省が5日公表した6月の毎月勤労統計によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比1.6%増となり、6カ月連続でプラス…続きを読む

