【1.今週の視点】
1-3月期「法人企業景気予測」/大企業全産業3四半期ぶりマイナス
●景気動向
内閣府と財務省が13日発表した1-3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数(BSI/自社の景況が前の四半期より「上昇」と答えた企業の割合から「下降」の割合を引いた数値)は▲3.0となり、3四半期ぶりのマイナスとなった。
海外経済の減速が響き、製造業が▲10.5と大幅に落ち込んだ。
一方、非製造業は新型コロナウイルス禍から経済の正常化が進んでいるとの判断でプラス0.6となった。
住宅市場は、2月の大手中堅住宅メーカー15社の最終集計で全体の受注棟数伸率が前年同月比▲3.8%、集客が▲10%となった。
受注・集客とも厳しい状況が続いているが、積極的な仕掛け、丁寧なフォロー、安心・安全の提案で住宅計画者の背中を後押ししたい。
■法人企業の景況感(現状・見通し)
資料)内閣府・財務省「法人企業景気予測調査(令和5年1~3月期調査)」
【2.商品情報①】2022年度発売の住宅メーカー「戸建て新商品」
~LCCM・平屋・中低価格・高価格がキーワード
【3.商品情報②】積水ハウス/「ミナ ペルホネン」とコラボモデル
一条工務店/「ACTUS」とコラボ特設サイト・体験宿泊モデル
【4.受注情報】2023年2月受注最終集計
~大手・中堅15社▲3.8%、大手10社▲3.3%、中堅5社▲6.4%
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1224 (9/2/2024) - 【1.今週の視点】 7月新設住宅着工戸数▲0.2%、3カ月連続減/持家▲4.0%、32カ月連続減 ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると7月の新設住宅着工戸数は68,014戸、前年同月比▲0.2%(前年7月▲6.7%…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1223 (8/26/2024) - 【1.今週の視点】 7月百貨店売上高5.5%増、コロナ前19年比4.0%増 ●消費動向 日本百貨店協会が23日発表した7月の全国百貨店売上高は5,011億円、前年同月比5.5%増、29カ月連続増となった。コロナ禍前の2…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1222 (8/13/2024) - 【1.今週の視点】 7月街角景気/現状判断・先行き判断とも2カ月連続改善 ●景気動向 内閣府が8日発表した7月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比0.5ポイント上昇の47.5となり低水…続きを読む