【創刊1100号記念キャンペーン中!】
【1.今週の視点】
法人企業景気予測/1-3月「大企業景況判断」3四半期ぶりマイナス
●景気動向
内閣府と財務省が11日発表した1-3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数(BSI)は▲7.5となり3四半期ぶりのマイナスとなった。
新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染拡大や、原材料価格の高騰などが背景にある。
景況判断指数は自社の景況が前回四半期よりも「上昇」と回答した企業の割合から「下降」と回答した企業の割合を引いた数値。
但し、1-3月期の調査期間は1月下旬から2月下旬であり、ロシアによるウクライナ侵略の影響が十分に反映されていない。
今後の影響が懸念される。
住宅市場は、大手中堅メーカー15社の2月受注棟数が前年同月比▲7.9%、先行指標の集客が▲25%となった。
今後、住宅市場においてもウクライナ情勢による物価上昇、企業業績悪化、消費者心理悪化、消費低迷などの影響が懸念される。
住宅計画者の期待を裏切らないフォロー・接客・商談で一件でも多くの契約に結び付けたい。
■法人企業の景況判断
資料)内閣府・財務省「法人企業景気予測調査」
【2.企業紹介】新規上場「セレコーポレーション」の事業戦略
~こだわり若年層向けに東京圏で賃貸事業を展開
【3.2月受注最終集計】大手中堅15社▲7.9%、中間比2.1p下方修正
~大手10社▲9.9%、中間比2.2p下方修正
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1264 (6/30/2025) - 【1.今週の視点】 5月全国百貨店売上高▲7.0%、4カ月連続減/インバウンド(免税売上)▲40.8% ●個人消費 日本百貨店協会が24日発表した5月の全国百貨店売上高は、前年同月比▲7.0%、4カ月連続減となった。同協…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1263 (6/24/2025) - 【1.今週の視点】 5月消費者物価指数3.7%上昇/3カ月連続上昇、6カ月連続3%以上 ●物価動向 総務省が20日に発表した5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は111.4となり、前年同月比3.…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1262 (6/16/2025) - 【1.今週の視点】 6月月例/基調判断「緩やかに回復も米国通商政策など不透明感」据え置き ●景気動向 内閣府が11日に公表した6月「月例経済報告」によると、国内景気の基調判断を「緩やかに回復しているが、米国の通商政策等に…続きを読む