【1.今週の視点】
9月月例経済報告/総括判断2カ月連続「持ち直しの動き」据え置き
●景気動向
内閣府が24日発表した9月の月例経済報告によると、国内景気の総括判断を「新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、このところ持ち直しの動きが見られる」とし、2カ月連続で据え置いた。
個別項目では、「輸出」「生産」「倒産件数」「雇用情勢」を上方修正した一方、「個人消費」「設備投資」を下方修正した。個人消費の下方修正は5カ月ぶりとなる。
住宅市場は、受注・集客とも4・5月を底に持ち直しの動きにある。新型コロナ、緊急事態宣言により在宅勤務や自宅で過ごす時間が増え、住宅や暮らし方への関心も高まっているようだ。
先行きは不透明であり、決して楽観できないが、中身の濃い住宅計画者が動いている。住宅計画者の期待を裏切らない接客・商談で背中を後押しし、一件でも多くの契約につなげたい。
■内閣府「月例経済報告」(令和2年9月)
【2.商品情報】一条工務店・ヤマダホームズが『水害対策住宅』9月発売
~ゲリラ豪雨・浸水でも安全・安心、一条は浮上タイプも開発
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1050 (1/25/2021) - 【1.今週の視点】 内閣府「1月月例経済報告」/「持ち直しの動き」据え置きも先行き不透明 ●景気動向 内閣府が22日発表した1月の月例経済報告によると、国内景気の総括判断を「新型コロナウイルス感染症の影響により、依然とし…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1049 (1/18/2021) - 【1.今週の視点】 12月街角景気/現状・2カ月連続悪化、先行き・2カ月ぶり改善 ●景気動向 内閣府が12日発表した12月「景気ウオッチャー調査」(街角景気)によると、景気の現状判断が前月比10.1p低下の35.5となり…続きを読む
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