週刊住宅産業エクスプレス―vol.1001


※エクスプレス会員様はご契約1口につき1名様を無料でご招待!

【1今週の視点】

日銀「1月地域経済報告」/北陸、東海、中四国の総括判断を下方修正

●景気動向

日銀が15日発表した1月「地域経済報告」(さくらレポート)によると、全国9地域のうち北陸、東海、中国の3地域の総括判断が前回10月から下方修正され、その他6地域は据え置かれた。米中貿易摩擦による世界経済の減速や台風被害の影響で、製造業の生産活動が落ち込んだ影響などが出ている。

住宅市場は、直近12月の大手・中堅メーカーの受注が全体棟数伸率で▲15.8%、9カ月連続減となった。主力の戸建請負は相変わらず様子見・長期化が常態化しており、商談絶対数も不足している。

厳しい市場環境が続いているが、それでも住宅計画者は確実に動いている。積極的な仕掛けで住宅計画者の背中を後押ししたい。
 
■日銀「地域経済報告」(2020年1月さくらレポート)より日銀「地域経済報告」(2020年1月さくらレポート)より

 

【2.イベント情報①

速報!2020年新春集客
~【来場伸率】▲7~8%、【中身評価】前年並み・何ともいえない
 
 

【3.イベント情報②

新春の各社仕掛けと顧客反応
~消費税・ZEH・IoT(アンケート調査より)
 
 

【4.受注情報

19年12月受注最終集計
~15社▲15.8%/大手10社▲15.4%、中堅5社▲17.8%
 
 
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…  
 

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1206 (4/17/2024) - 【1.今週の視点】 3月街角景気/現状判断2カ月ぶり悪化、先行き判断5カ月ぶり悪化 ●景気動向 内閣府が8日発表した3月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比1.5ポイント低下の49.8と…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1205 (4/8/2024) - 【1.今週の視点】 日銀3月短観/【景況感】大企業製造業4期ぶり悪化、大企業非製造業8期連続改善 ●景気動向 日銀が1日発表した3月短観(3カ月ごとに企業の景気判断を調査)によると、大企業・製造業の業況判断指数(DI)は…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1204 (4/1/2024) - 【1.今週の視点】 2月新設住宅着工戸数▲8.2%、9カ月連続減/持家▲11.2%、貸家1.0%増 ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると2月の新設住宅着工戸数は59,162戸、前年同月比▲8.2%(前年2月▲0.3%…続きを読む

 

by .