【1.今週の視点】
6月景気動向指数/一致指数(現状)3カ月ぶり改善も先行指数2カ月連続悪化
●景気動向
内閣府が5日発表した6月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」が99.0となり前月比で4.1ポイント上昇し3カ月ぶりに改善した。比較可能な1985年以降で最大の伸びとなる。
新型コロナの感染拡大に伴う中国でのロックダウンが解除され、部品不足の緩和と自動車などの生産や出荷が増えたことが主な要因という。
一方、「先行指数」は100.6となり前月比で0.6ポイント低下し2カ月連続で悪化した。
消費者心理を示す消費者態度指数や新規求人数などの低下が影響した。
住宅市場も先行きは不透明だが、新規有力客の確保、ランクアップに注力し、一件でも多くの契約に結び付けたい。
■景気動向指数の推移
資料)内閣府「景気動向指数」
【2.イベント情報】2022年【夏】の販促仕掛け
~複数の仕掛けやWEB活用等目立ち比較的積極的
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
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- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1259 (5/26/2025) - 【1.今週の視点】 5月月例/「緩やかに回復しているが、米国の通商政策等による不透明感」 ●景気動向 内閣府が22日に公表した5月の月例経済報告によると、国内景気の基調判断を「緩やかに回復しているが、米国の通商政策等によ…続きを読む