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【1.今週の視点】
内閣府「12月景気動向指数」/基調判断5カ月連続【悪化】
●景気動向
内閣府が7日発表した12月の景気動向指数(速報値、2015年=100)によると、景気の現状を示す一致指数が前月比横ばいの94.7となった。一致指数を構成する9指標のうち判明している7指標中4指標が悪化、3指標が改善した。
同指数から機械的に決める基調判断は5カ月連続「悪化」となった。悪化の継続期間は、リーマン危機前後の08年6月から09年4月までの11カ月間に次ぐ長さとなる。
住宅市場は集客減、消費増税、先行き不透明の中で、重い動きが続いているが、さらに今後は、新型コロナウイルスの影響が下押し要因になることが懸念される。
なかなか明るい材料が見当たらないが、こんな時こそ、積極的な仕掛けを継続し、住宅計画者の背中を後押ししたい。
■内閣府「景気動向指数」/先行指数・一致指数の推移
【2.商品情報】
2019年発売【戸建て新商品】のその後
~一次取得向け・防災住宅中心に反響・受注はまずまず
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1237 (12/3/2024) - 【1.今週の視点】 10月新設住宅着工戸数▲2.9%、6カ月連続減/持家9.0%増、35カ月ぶり増 ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると10月の新設住宅着工戸数は69,669戸、前年同月比▲2.9%(前年10月▲…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1236 (11/25/2024) - 【1.今週の視点】 10月消費者物価指数2.3%上昇/電気・ガス代負担軽減策で2カ月連続低下 ●消費者物価 総務省が22日に発表した10月の全国消費者物価指数(2020年=100)によると、変動が大きい生鮮食品を除く総合…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1235 (11/18/2024) - 【1.今週の視点】 10月街角景気/現状判断・先行き判断とも2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が11日発表した10月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、景気の現状判断DIが前月比0.3ポイント低下の47.5となり…続きを読む