週刊住宅産業エクスプレス―vol.1021

【1今週の視点】

5月街角景気/低水準ながら現状・先行き判断とも改善

●景気動向

内閣府が8日発表した5月の「景気ウォッチャー調査」(街角景気)の結果によると、景気の現状を示す現状判断が前月比7.6ポイント上昇の15.5となり4カ月ぶりに改善した。一方、2-3カ月先の見通しを示す先行き判断は前月比19.9ポイント上昇の36.5となり6カ月ぶりに改善した。

どちらも低水準ではあるが、内閣府では「極めて厳しい状況にあるものの、悪化に歯止めがかかりつつある。先行きについては、厳しさが続くものの、持ち直しへの期待がみられる。」としている。

住宅市場では、大手中堅14社の5月受注が前年同月比▲27.5%、先行指標の集客が▲70~75%となった。緊急事態宣言解除後の追い込みやWEB商談の効果もあり、予想よりも受注の落ち込みは小さい。集客も宣言解除後は動きが戻りつつある。有力見込み客の確保に注力したい。

■街角景気の推移街角景気の推移

資料)内閣府「景気ウォッチャー調査」

 

【2.5月受注速報】主要14社計▲27.5%、14カ月連続減

~【受注】一昨年比65%水準、刈り取り感/【集客】▲70~75%、宣言解除で徐々に動き戻る  
 
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…  
 

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1074 (7/21/2021) - 【1.今週の視点】 日銀「地域経済報告」/【北陸・近畿】上方修正、【中国・四国】下方修正 ●地域経済 日銀が5日に公表した地域経済報告(さくらレポート)によると、全国9地域のうち北陸、近畿の2地域の景気判断を引き上げた一…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1073 (7/13/2021) - 【1.今週の視点】 今週の視点 日銀6月「生活意識アンケート」/景況感やや改善も低水準、先行き懸念 ●景気動向 日銀が8日発表した6月の「生活意識に関するアンケート調査」で、個人の景況感(現在を1年前と比べると)が3期連…続きを読む
  • 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1072 (7/5/2021) - 【1.今週の視点】 内閣府「消費動向調査」/消費者心理が3カ月ぶり改善 ●消費者心理 内閣府が30日に発表した6月「消費動向調査」によると、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の世帯)が前月比3.3ポイント上昇の37…続きを読む