【1.今週の視点】
12月月例経済報告/国内景気現状判断「緩やかに持ち直し」5カ月連続据え置き
●景気動向
内閣府が21日発表した12月の月例経済報告によると、国内景気の現状判断を「緩やかに持ち直している」とし5カ月連続で据え置いた。但し、今後の注意事項に「中国における感染動向」を追加した。
個別項目では「生産」の判断を6カ月ぶりに下方修正した。
一方、「業況判断」は上方修正した。全国旅行支援やインバウンド再開で企業の業況判断が改善していることを反映した。
住宅市場は、大手中堅メーカー15社の11月受注棟数が前年同月比1.7%増、先行指標の集客が▲12%となった。
受注は2カ月連続のプラスだがハードルが低く厳しい状況が続いている。まもなく新年2023年を迎える。
WEBも有効に活用しつつ、リアルな集客、ランクアップに繋げ、一件でも多くの契約に結び付けたい。
■内閣府「月例経済報告」(令和4年12月)
【2.業界動向】2022年を象徴するキーワード
【自社編】環境・周年記念関連目立つ、【業界編】資材価格高騰・コロナetc
【3.市場動向】2022年受注動向
~連続2ケタ減目立つ、2018年比▲15%内外で推移
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1246 (2/17/2025) - 【1.今週の視点】 1月街角景気/現状判断3カ月ぶり悪化、先行き2カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が10日に発表した1月「景気ウオッチャー調査」によると、街角の足元の景気実感を示す現状判断指数が48.6となり、前月比0.…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1245 (2/10/2025) - 【1.今週の視点】 12月景気動向指数/一致指数(足元)2カ月ぶり改善 ●景気動向 内閣府が7日発表した2024年12月の景気動向指数速報(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が116.8となり前月比1…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1244 (2/3/2025) - 【1.今週の視点】 12月新設住宅着工戸数▲2.5%、持家4.6%増/2024年計79.2万戸、▲3.4% ●住宅着工 国土交通省の建築着工統計によると12月の新設住宅着工戸数は62,957戸、前年同月比▲2.5%(前年…続きを読む