【1.今週の視点】
11月街角景気/【現状判断】2ヶ月ぶり改善、基調判断「回復に弱い動き」据置
●景気動向
内閣府が9日発表した11月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、足元の景況感を示す【現状判断】が39.4となり前月比2.7p上昇、2カ月ぶりの改善となった。
一方、2~3カ月先の見通しを示す【先行き判断】は45.7となり前月比2.0p上昇、2カ月連続の改善となった。内閣府では基調判断を「このところ回復に弱い動きがみられる」とし4カ月連続で据え置いた。
住宅市場は集客減に加え、消費増税に対する様子見もあり重い動きが続いている。まもなく新しい年2020年を迎える。新春集客で好スタートが実現できるよう、中長期管理客の誘導にも注力したい。
■街角景気の推移資料)内閣府「景気ウォッチャー調査」
【2.11月受注速報】
主要14社計▲10.7%、8カ月連続減
~【受注】商談絶対数減、増税も影響/【集客】休日当り実質▲14~15%、鈍化続く
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、ヤマダホーム、、トヨタホームetc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 2021年JSKスペシャルセミナー『変化する潮流を乗りこなす術』 (1/13/2021) - セミナーに申込む セミナー概要 ※クリックするとご案内PDFが開きます TACTセミナー TACT会員またはTACTリフォーム会員は無料枠をご利用可能です。※TACT会員は1月号発送時に無料枠の残数を同封し…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1048 (1/12/2021) - 【1.今週の視点】 11月新設住宅着工戸数▲3.7%、/持家1.5%増、貸家▲8.1% ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると11月の新設住宅着工戸数は70,798戸、前年同月比▲3.7%(前年11月▲12.7%)、1…続きを読む
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