【今季のテーマ】メンテからリフォームビジネス転換 提案型強化し案件の大型化推進
今のリフォーム市場を後押ししてくれているものの一つは、3省連携の省エネ補助金です。24年度は大手ハウスメーカー各社、23年度に比べて申請件数を伸ばし、補助金を有効活用したところが多くありました。しかし、今年度のリフォーム補助金の活用状況を見ると、昨年に比べて進捗が少し低調です。特に要件が変わった子育てグリーン住宅支援事業に関しては、6月30日時点で予算枠の5%の申請に留まっています。補助金の申請が鈍化しているのは、需要が一巡したという見方もあれば、まだまだアピールが足りないという声もあります。しかしながら、補助金含め経済メリットをもっとブッシュすれば、潜在需要は確実に喚起されるはずです。
~TACTリフォーム-Vol.45 「2025年夏の焦点」より
~TACTリフォーム-Vol.45 「2025年夏の焦点」より
【特集1】付加価値アップのリフォームに注力~ハウスメーカー最新動向
・メーカーリフォーム24年度も増収維持~持続的な成長軌道に乗る
・コロナ前の壁は超えた!~大手国内事業のリフォーム比率は8.0%へ
・8社平均直間比率は45%と低下が続く~ミサワ6割超、分業型住林、大和と差開く
・リフォーム営業比率は30%超~営業1人当り売上高8,000万円超え
・点検メンテ型工事減少を如何に補うか~省エネ補助金活用で環境型を伸ばす
・提案強化の全面改装でリフォーム単価が上昇~積水500万円以上の工事比率5割超えへ
・ストックビジネスの利益貢献拡大~インフレ耐性強く各社利益率アップ!
・買取再販ビジネスと非住宅リフォーム~M&Aも含め新たな成長領域を狙う
・コロナ前の壁は超えた!~大手国内事業のリフォーム比率は8.0%へ
・8社平均直間比率は45%と低下が続く~ミサワ6割超、分業型住林、大和と差開く
・リフォーム営業比率は30%超~営業1人当り売上高8,000万円超え
・点検メンテ型工事減少を如何に補うか~省エネ補助金活用で環境型を伸ばす
・提案強化の全面改装でリフォーム単価が上昇~積水500万円以上の工事比率5割超えへ
・ストックビジネスの利益貢献拡大~インフレ耐性強く各社利益率アップ!
・買取再販ビジネスと非住宅リフォーム~M&Aも含め新たな成長領域を狙う
【特集2】持続的成長へ向かうリフォーム・ストック市場~2024年度リフォーム売上高ランキング
・売上高の過去最高更新が相次ぐ~リフォーム市場は成長を持続できるか
・24年度リフォーム売上高ランキング~単体は住不が首位
・24年度グループ売上高ランキング~総合ランキング積水ハウスvs大和ハウス
・戸建・アパートリフォーム売上高ランキング~戸建は両積水強し、アパート積水安定成長
・マンションリフォーム売上高ランキング~住不1位200億円超え、ミサワ50億円強維持
・中古買取再販実績は増加基調~戸建はカチタス連覇、マンションは二桁増多数
・24年度リフォーム売上高ランキング~単体は住不が首位
・24年度グループ売上高ランキング~総合ランキング積水ハウスvs大和ハウス
・戸建・アパートリフォーム売上高ランキング~戸建は両積水強し、アパート積水安定成長
・マンションリフォーム売上高ランキング~住不1位200億円超え、ミサワ50億円強維持
・中古買取再販実績は増加基調~戸建はカチタス連覇、マンションは二桁増多数
【特集3】高齢化進む住宅団地、住人主体の再活性化へ~大規模住宅団地「ニュータウン」の今
・住宅団地における高齢化率の状況
・かつてのニュータウン、魅力を高め高齢化・住人減少の課題解消へ
・住宅団地の再生進む~住人主体のまちづくり推進
・大和ハウス工業が住宅団地を再耕~住人と協働してまちづくり推進
・サステナブルな住宅団地開発とは~施策は段階的入居、街の魅力アップ
・かつてのニュータウン、魅力を高め高齢化・住人減少の課題解消へ
・住宅団地の再生進む~住人主体のまちづくり推進
・大和ハウス工業が住宅団地を再耕~住人と協働してまちづくり推進
・サステナブルな住宅団地開発とは~施策は段階的入居、街の魅力アップ
調査個表掲載企業
大手ハウスメーカー系 | |
旭化成リフォーム | 暮らしの価値を高める提案で1,000万円超案件増加 |
住友不動産ハウジング | スケルトンリフォーム増加、単価上昇続く |
住友林業ホームテック | 人材投資が結実!若手社員増える中でも増収増益を達成 |
積水化学工業 | 大型改装受注、一般客向けショールーム拡大 |
積水ハウス | 提案型注力で500万円以上5割超へ |
大和ハウスリフォーム | バックオフィスの体制強化で営業生産性向上 |
パナソニック リフォーム | パナソニック ホームズグループ、PLTも連携促進へ |
ミサワホームグループ | 「そなえる」をキーワードに築古オーナー反響上々 |
三井ホーム | 三井不動産グループの連携推進、一般市場も狙う |
全社共通・【個表掲載情報】
・業績推移(6期分)
・組織、業務分担
・住居形態別・工事種別・客層別売上比率
・受注経路、紹介・リピート促進策
・販売戦略(イベント、ショールーム、HP)
・商品戦略(定額制商品 、注力テーマ)
・利益管理(粗利率、営業マン1人当たり売上)
・グループ連携 etc…
【2025年 春の焦点】2025年リフォーム補助金を徹底活用!
・補助金活用、足元では鈍化?
・補助金と株価に連動する受注動向
more…
今季の焦点を読む
【業界トピック】大規模リフォームは建築確認対象、建築士による設計、管理が必須
・このリフォームは建築確認申請必要?不要?~迷った時は行政に確認を
・大規模リフォームには建築士による設計・工事管理が必須、罰則規定も
【リフォーム営業講座】リフォーム営業に役立つ心理学・行動経済学~成功事例には理屈があった! 理屈が分かれば応用できる
・サンクコスト効果
・アンカリング効果
・ピークエンドの法則
・コントラスト効果
【ビルダーのストックビジネス最前線】ケイアイスター不動産が中古買取再販始動
・不動産店舗を中古買取再販店舗へ~丁寧なフォローが必要不可欠
・地方こそ中古を求める人が増えている?~新築は激減、中古流通は拡大路線へ
■過去の『季刊TACTリフォーム』
- 季刊TACTリフォーム―2025年春号 (3/31/2025) - 【今季のテーマ】建物60年保証が当たり前に?ビルダーのオーナー囲い込み戦略 2025年4月、住宅業界に大きな影響を与える法改正が施行されます。4号特例の縮小によって、構造躯体に関わる大型リフォームなどについては確認申請が…続きを読む
- 季刊TACTリフォーム―2025年冬号 (1/10/2025) - 【今季のテーマ】マンションリフォームと中古買取再販の最新動向を追う! 2024年のリフォーム市場は、堅調に推移できた1年でした。日経平均株価が2月に史上最高値を更新するなど、株高資産効果がリフォーム需要を後押ししました。…続きを読む
- 季刊TACTリフォーム―2024年秋号 (10/1/2024) - 【今季のテーマ】決算でわかるハウスメーカーの底力 エリア拡大で業績伸ばす専業系 風向きはストック市場に追い風です。中古戸建と中古マンションの直近1年の成約動向は、新築着工とは真逆にプラス基調で推移しています。特に中古戸建…続きを読む
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