週刊住宅産業エクスプレス―vol.1030

【1今週の視点】

7月街角景気/現状3カ月連続改善、先行き3カ月ぶり悪化

●景気動向

内閣府が11日発表した7月の「景気ウォッチャー調査」(街角景気)によると、景気の現状を示す現状判断が前月比2.3ポイント上昇の41.1となり3カ月連続で改善した。一方、2-3カ月先の見通しを示す先行き判断は前月比8.0ポイント低下の36.0となり3カ月ぶりに悪化した。

内閣府では、判断の表現を「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。

しかし、先行きについては7月の新型コロナの新規感染者数の増加を踏まえ、「持ち直しへの期待がみられるものの、感染症の動向に対する懸念が強まっている」に変更した。

住宅市場では、受注・集客とも持ち直しの動きが見られるが、新型コロナの感染者数増加によるマインド低下、動き鈍化が懸念される。
住宅計画者の期待を裏切らない初回接客、詰めの商談、安心・安全の提案で背中を後押しし、一件でも多くの受注に結び付けたい。

■街角景気の推移
街角景気の推移

資料)内閣府「景気ウォッチャー調査」

 

【2.商品情報】賃貸住宅でも『テレワーク』プラン提案

~パナソニックホームズ「ユアメゾン」、大東建託「DKセレクト」

【3.決算情報】大手5社の2020年度第1四半期決算と通期予想

~増収2社、営業増益3社/通期予想は増収1社

【4.営業マン情報】住宅メーカーの【富裕層】攻略

~設計部門中心に専任部隊や支援体制目立つ

【5.受注情報】2020年7月受注・集客(中間速報)

~ミサワホーム▲9%、住林5%増

 
※掲載企業
積水ハウス、大和ハウス、積水化学工業、ミサワホーム、三井ホーム、住友林業、旭化成ホームズ、トヨタホーム、一条工務店etc…  
 

■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』

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