4月街角景気/現状判断2カ月連続改善、先行き判断6カ月ぶり改善

●景気動向 

内閣府が10日発表した4月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、足元の景況感を示す「現状判断指数」が【49.0】となり前月比0.1ポイント上昇、2カ月連続の改善となった。一方、2~3カ月先の景況感を示す「先行き判断指数」は【50.1】となり、前月比0.5ポイント上昇、6カ月ぶりの改善となった。内閣府では基調判断を「緩やかな回復基調が続いている」とし前月の判断を据え置いた。

住宅市場は、受注ベースで4月まで重い動きが続いており3月までと殆ど状況は変わらないが、注目のGW集客は全体でプラスと推定される(GW集客は5月21日号に掲載予定)。ランクアップイベントへの誘導に注力し契約歩留まりを高めたい。

 

●2018年4月受注棟数伸率

★全体12社計…▲0.1%、前月比1.2p上昇、4カ月連続減

★大手  8社計…▲1.6%、前月比0.6p上昇、4カ月連続減

★中堅  4社計…9.3%増、前月比4.8p上昇、5カ月連続増

 

 

    ■街角景気の推移


 

 

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