Googleのシステム変更で、あなたの会社のHPが検索結果に表示されなくなる!?

11月5日、Googleが「モバイル・ファースト・インデックス」というものを発表しました。今後数ヶ月間で、検索エンジンの仕組みを変更するという発表です。この変更によって、あなたの会社のウェブサイト(ホームページ)が検索結果に表示されにくくなり、集客に影響を及ぼす可能性があります。

変更について説明する前に、検索エンジンの仕組みを簡単に説明します(知っているよという方は読み飛ばしてください)。
スマホやパソコンで情報を探すときには、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにキーワードを入力し、表示された検索結果の中から、自分が見たいサイトを探すかと思います。
では、この検索結果に表示されるサイトは、どのように決まるのでしょうか?簡単に言えば、Googleのシステムが世界中のあらゆるサイト(あなたの会社のサイトも)を定期的に訪問して、サイトの使いやすさや情報の有益性をチェックし、格付けしているのです。そして、格付けが高いサイトほど、上位に表示されやすくなります。
例えば「○○市 注文住宅」のキーワードで上位表示されるサイトは、Googleの格付けが高いサイトです。このようなサイトは、ウェブで情報を探している住宅検討客の目に留まりやすく、集客にプラス効果があります。
ちなみにYahoo!の検索システムは、Googleのものを使用しています。ですので、Googleの格付けが上がれば、Yahoo!でも上位表示されやすくなります。

では、「モバイル・ファースト・インデックス」とは何でしょうか?
現在、Googleがサイトの格付けにおいて最重視しているのは、”パソコン”で見たときの使いやすさ・情報の豊富さです。これを、今後数ヶ月間で「モバイルファースト」、つまり”スマホ”で見たときの使いやすさ・情報の豊富さを最重視するよう、変更するというものです。
いまだに自社サイトのスマホ対応をしていない会社が、工務店だけでなく一部の大手ビルダーでも見られますが、このような会社は、今回の変更によってGoogleやYahoo!で上位に表示されにくくなる可能性が高いでしょう。一次取得層に限らずほとんどの住宅検討者がウェブで情報を探す現状において、集客にマイナス影響をおよぼすことになります。
また、「とりあえずスマホサイトを作っただけで、あまり使い勝手は考えていない」という会社も要注意です。
変更は今後数ヶ月以内に完了するということなので、大至急の対応が必要です。

今月下旬に開催するTACTセミナーでは、全国ビルダーによるWEB集客の成功事例をご紹介する予定です。ぜひご参加ください。(高田)

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