【1.今週の視点】
3月街角景気/現状判断3カ月連続悪化、先行き判断4カ月連続悪化
●景気動向
内閣府が8日に発表した3月「景気ウオッチャー調査」(街角景気)によると、街角の足元の景気実感を示す現状判断指数が45.1となり、前月比0.5ポイント低下し3カ月連続で悪化した。22年7月(43.6)以来の低水準となる。食料品の価格上昇などコスト高が影響している。2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は45.2となり、前月比1.4ポイント低下し4カ月連続の悪化となった。内閣府では先行きの景気判断を「賃上げへの期待がある一方、従前から見られる価格上昇の影響に加え、米国の通商政策への懸念も見られる」に修正した。
住宅市場は、3月の大手中堅住宅メーカー判明12社集計で、受注棟数が前年同月比2.1%増、先行指標の集客が同▲10%となった。受注はプラス回復だが大幅増の大和ハウスを除くと約▲3%となる。トランプ政策、株価大幅乱高下、物価高、景気先行き不透明感の強まりなどによる消費マインド低下の影響が懸念される。
■街角景気の推移

資料)内閣府「景気ウォッチャー調査」
【2.3月受注速報】
主要12社計2.1%増、2カ月ぶり増
~プラス回復も大幅増の大和H除くと約▲3%/集客▲10%、18年比▲50%内外水準
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1321 (9/8/2026) - 【1.今週の視点】 7月新設住宅着工戸数8.2%増、4カ月連続増/持家0.4%増、貸家10.0%増 ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると7月の新設住宅着工戸数は66,439戸、前年同月比8.2%増(前年7月▲9.…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1320 (8/31/2026) - 【1.今週の視点】 8月月例経済報告/緩やかに回復も、中東情勢や自然災害の影響を注視 ●月例経済報告 内閣府が27日に発表した8月の「月例経済報告」によると、国内の景気判断を「緩やかに回復している」と維持する一方で、「…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1319 (8/24/2026) - 【1.今週の視点】 7月消費者物価指数1.8%上昇、2カ月連続伸び率拡大/利上げ観測強まる ●消費者物価 総務省が21日に発表した7月の全国消費者物価指数は、値動きが大きい「生鮮食品を除く総合指数」で前年比1.8%上昇…続きを読む
