古民家再生を年間50~60棟手掛ける…新和建設

昨年7月から季刊で発刊している「TACTリフォーム」ですが、4月初旬発刊のvol.4では、ビルダーのリフォームを特集します。ハウスメーカーと比べて、自社ストックも人員も少ないビルダーの場合、リフォーム事業を軌道に乗せるのはなかなか難しいです。

自社ストックをしっかり取るのか一般ストックを狙うのか、細かい受注を積み上げるのか大型リフォームを狙うのか、明確な戦略を持って臨まなければ、リフォーム事業を形にするのは難しいでしょう。

愛知県の新和建設の場合は、自社ストック4000件へのアフターの徹底によって、細かいリフォームを数多く取っていますが、売上比率で見ると、新規客をターゲットとした古民家再生リフォームの売上がリフォーム売上の5割以上を占めます。

築60年以上の古民家を対象として、持ち前の技術力と設計力によって付加価値を加え、3000万円を超える受注も少なくないです。
同程度の築年数の古民家が建っているエリアが集中しているため、1軒手掛けると近隣からも引き合いが発生しやすく、見学会への集客もしやすいことが勝因の一つですが、集客からランクアップ、設計申込みまでの流れをしっかりと構築していることが、同社の古民家再生受注の秘訣です。

「TACTリフォーム」vol.4(2015年春号)では、リフォームで成功しているビルダーの様々な事例を掲載しますので、ご期待ください。(布施)

この記事の著者

布施 哲朗

2007年8月に住宅産業研究所へ入社。TACT編集部、マーケティング部を経て、2011年12月にTACTデスク、2018年11月にTACT編集長に就任。
同誌では、ビルダーを中心に全国各地の住宅会社へ直接取材を行い、最先端の商品戦略・営業戦略の情報を収集し記事を執筆、他媒体への記事提供も行う。一方で、建売住宅、リフォーム、海外市場など、多分野の調査資料を作成する他、受託調査、講演、セミナーも行っている。