【1.今週の視点~【参院選】与党が改選過半数獲得/年内「追加経済対策」発表か?】
●参院選
21日、第25回参院選が投開票された。与党の自民、公明両党の議席数は改選過半数の63議席を上回ったが、憲法改正に前向きな「改憲勢力」は非改選議席とあわせ160議席となり、国会発議に必要な参院の3分の2(164議席)を割り込んだ。
公約に掲げた【消費税増税】については信任を得たため、年内に追加の経済対策が発表される可能性もある。
さて、参院戦後、消費増税後の日本経済、住宅市場はどのように変化するのだろうか? 住宅市場は4月以降、主力の戸建請負で駆け込みの反動よりも集客減が響きマイナス受注が続いている。
支援策があるものの決め手に欠き、様子見、長期化が目立つ。追加の経済対策が発表されるとすればどのような内容なのか注目されるが、まずは積極的な仕掛けと誘致で有力商談客を一組でも多く確保したい。
■第25回参院選(2019年)の結果 資料)NHKオンライン「開票速報」
【2.ビルダー・FC特集】
2019年4-6月受注・集客動向
~【受注】全社マイナス、反動・集客減響く/【集客】慎重派目立つ
※掲載企業
クレバリーホーム、ユニバーサルホーム、セルコホームetc…
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1261 (6/9/2025) - 【1.今週の視点】 4月景気動向指数/一致指数(足元)2カ月連続悪化、先行指数3カ月連続悪化 ●景気動向 内閣府が公表した4月の景気動向指数(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が115.5となり、前月…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1260 (6/3/2025) - 【1.今週の視点】 4月新設住宅着工戸数▲26.6%、3カ月ぶり減/持家▲23.7%、貸家▲27.9% ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると4月の新設住宅着工戸数は56,188戸、前年同月比▲26.6%(前年4月13…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1259 (5/26/2025) - 【1.今週の視点】 5月月例/「緩やかに回復しているが、米国の通商政策等による不透明感」 ●景気動向 内閣府が22日に公表した5月の月例経済報告によると、国内景気の基調判断を「緩やかに回復しているが、米国の通商政策等によ…続きを読む