【1.今週の視点~12月百貨店売上高▲0.7%/インバウンド好調も国内個人消費弱含み】
●消費動向
日本百貨店協会が23日発表した12月の全国百貨店売上高は前年同月比▲0.7%、2カ月連続減となった。東京・大阪など10都市の売上高は±0.0%、2カ月連続増後の横ばいとなった。顧客別では国内市場が▲1.1%となる一方、インバウンドが8.4%増となり過去2番目の売上を記録した。なお、18年の売上高は前年比▲0.8%、2年ぶり減。インバウンドは購買客数、売上高とも過去最高となったが、国内個人消費は弱含みといえる。
住宅市場は、新春集客が振るわず前年比で概ね▲10%となった。増税対策の拡充もあり駆け込み的な動きは殆ど見られず、様子見の動きも目立つ。それでも中身の濃い住宅計画者が動いている。新春客のフォロー、ランクアップに注力し、一件でも多くの受注に結び付けたい。
■百貨店売上高の伸率推移
資料)日本百貨店協会
【2.展示場情報】
住宅展示場+商業店舗の複合施設「問屋町テラス」
~“買い物ついで客”の見極めと追客を徹底
【3.顧客動向】
2019年新春の各社仕掛けと顧客反応
~「消費税」「ZEH」「IoT」(アンケート調査より)
■過去の『週刊住宅産業エクスプレス』
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1274 (9/16/2025) - 【1.今週の視点】 8月街角景気/現状判断・先行き判断とも4カ月連続改善 ●景気動向 内閣府が8日に発表した8月の景気ウォッチャー調査(街角景気)によると、足元の景気判断を示す現状判断DIが46.7となり、前月比で1.5…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1273 (9/8/2025) - 【1.今週の視点】 7月景気動向指数/一致(足元)2カ月ぶり悪化、先行3カ月連続改善 ●景気動向 内閣府が公表した7月の景気動向指数(2020年=100)によると、足元の景気を示す一致指数が113.3となり、前月比2.6…続きを読む
- 週刊住宅産業エクスプレス―vol.1272 (9/1/2025) - 【1.今週の視点】 7月新設住宅着工戸数▲9.7%、4カ月連続減/持家▲11.1%、貸家▲13.1% ●住宅着工 国交省の建築着工統計によると7月の新設住宅着工戸数は61,409戸、前年同月比▲9.7%(前年7月▲0.2…続きを読む
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