中国人、家を買う

先日沖縄に行った時に、中国人による住宅購入があることを聞きました。ある大手では年間で3棟程度はあるそうで、先日も四川省まで契約に行ったそうです。

いろいろ聞いて分かったことですが、十分な経済力を持つ中国人が日本へ個人旅行をする場合のビザとして、数次ビザなるものがあり、その発給条件として1回目の訪日の際に、東北三県(岩手県、宮城県、福島県)か沖縄県のいずれかの県に1泊することを条件として、長めの有効期限&滞在期間を設けたものがあるそうです。

そのビザを利用して訪日する中国人の中には、その県を気に入って、投資用もしくは別荘としての二次的利用のために住宅を購入するケースがあるようで、それが前述の販売に繋がっています。特に沖縄県の場合は気候も温暖で海も美しいことから、中国内陸部に住まうリッチ層には人気があるようです。
自治体の中には比較的中国人向けの販売に積極的な姿勢を見せているところもあると聞き、例えば那覇市などは、新都心などの一等地に億を超える中国人リッチ層が好みそうな高級マンションの建築を推進し、新たな税収源として目を付けているとの話も聞きます。

戸建の場合は、注文よりは建売だと思いますが、もしかすると中国人向けのHPなどを作れば、販売に繋がることもあるかもしれませんね。(清水)

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この記事の著者

清水 直人

住友林業(株)での8年間の営業現場経験の後、2001年3月に住宅産業研究所へ入社。現場営業マンや各地のメーカー・ビルダーへの直接取材を行い、時代にあった住宅販売戦術を分析。それらの分析情報をもとに研修・講演業務を実施している。
一方で月刊TACTなどへの執筆活動も実施。最近はアパート市場の販売分析にも注力し、専業会社他でも研修を行っている。