新昭和の不動産アセット事業が好調

戸建住宅以外にも事業を多角化しているビルダーは増えてきています。リフォームや不動産などの住宅に関連する事業だけでなく、保険、介護、保育など、その事業内容は多岐に渡っています。

千葉県No.1ビルダーの新昭和では、ここ数年、メガソーラーの建築請負が業績拡大を牽引していましたが、買取価格が引き下げられたことで受注が減少し、直近16/3期は同事業の売上を減らしています。
それを補うべく、新昭和が新たに力を入れているのが、不動産アセット事業です。ショッピングモールの事業用地を仕入れてテナントを誘致し、各テナントの要望に合わせて店舗を施工します。モールに出店する各テナントとは賃貸借契約を結び、テナント料による収入が見込めます。このショッピングモール全体を収益物件として投資家に売却して利益を得るというビジネスモデルです。

今年5月にオープンした「ゆめまち習志野台モール」は、船橋市郊外で敷地面積1.6万㎡、延床面積883㎡の規模で、スーパーマーケットや家電量販店、アパレル、100円ショップ、飲食店などが出店しています。
不動産アセット事業の16/3期の売上は約70億円で、前年から20億円増加しました。今後は同事業を100億円規模まで成長させる計画だそうです。

「TACT」6月号では、新昭和など千葉県のビルダーを特集します。(布施)

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この記事の著者

布施 哲朗

2007年8月に住宅産業研究所へ入社。TACT編集部、マーケティング部を経て、2011年12月にTACTデスク、2018年11月にTACT編集長に就任。
同誌では、ビルダーを中心に全国各地の住宅会社へ直接取材を行い、最先端の商品戦略・営業戦略の情報を収集し記事を執筆、他媒体への記事提供も行う。一方で、建売住宅、リフォーム、海外市場など、多分野の調査資料を作成する他、受託調査、講演、セミナーも行っている。