住宅メーカーの新卒研修から感じた事

皆様はじめまして。11月から住宅産業研究所で働かせて頂く事になりました。三大寺(さんだいじ)と申します。これから定期的に本ブログを書かせて頂きますので、今後とも宜しくお願い致します。
まず簡単に私の経歴ですが、今から8年前にハウスメーカーに戸建住宅の営業職で入社し、同社で賃貸住宅営業、賃貸管理の仕事を経て、11月に転職してきました。

転職後すぐの仕事で、新卒研修を思い返す事があり、少し書かせて頂こうと思います。それは最近、新人の研修期間が増加している事についてです。以前勤めていた会社の話ですが、私が入社した時と、最近とでは研修の期間が倍以上になっています。私の頃は、マナー研修、商品、業界知識の研修が2週間程度あった後すぐに現場に出ていました。今は入社後3ヶ月かけ細かく研修を行っているようです。

増加している要因はさまざまあると思いますが、一つは企業の人材育成に対する投資意識が高くなっているからだと考えられます。社会変化のスピードが早くなっている、扱う情報量が多くなっている等、営業マン一個人の努力や能力だけでは、対応しきれなくなっているようです。

以前は、習うよりも慣れろといったように、早い段階で現場に出して場数を踏ませることで、営業マンの精神力を鍛える事が重要視されていたようですが、最近ではお客様に対して失礼の無いよう、必要最低限の知識を付けて現場に立つということが理想とされているようで、ここに対してしっかりと投資をすることは、とても重要な事だと思います。

私が営業をしている時も、補助金、税制など毎年のように新しくなり、それを理解し営業トークに活かしていく事に日々困惑していました。それに伴い研修の数も年々増えていたように思います。以前の会社にいる時は新人研修期間について気にもとめていませんでしたので、これからは小さい事でも深掘りしていこうと思います。
今、新人の期間を過ごしている営業マンの皆様も、普段何気なく思っている事を少し深掘りすると面白い事があるかもしれません。一度試して頂ければと思います。(三大寺)

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