動画の力

最近のWEBマーケティングのトレンドと言えるのが「動画」の活用です。

ネットが普及する前、会社紹介や商品・サービスの内容は、マスメディアに広告として掲載してもらうか、チラシを撒くか、消費者同士の口コミに頼るくらいしかありませんでした。それが、ネット普及により一企業が自らの情報を発信することが可能になりました。さらに、ホームページのアクセス数を解析しながら、効果検証を繰り返したり、その他のメディアとの連動を試みたり、自社のホームページに呼び込むWEB広告を使ったりと、高度にネットを活用するインターネットマーケテイングへと進化しています。

黎明期のネットマーケティングが、ネットでチラシを撒くイメージだとすれば、現在では各企業が独自でコマーシャル動画を配信するというイメージになってきています。動画の持つ力としてよく言われるのは、「1分間の映像には、文字情報に換算して180万文字分の情報伝達力がある」ということで、動画は物事を効率的に伝えることに適しています。

例えば、住友不動産新築そっくりさんのホームページでは、「お客様に聞きました」というコンテンツが用意されています。同社で、まるごとリフォームをしたユーザーに体験談を語ってもらうもので、
・リフォームをしようと思ったきっかけ
・担当者の対応力や信頼関係に関すること
・リフォーム後の満足度
などが5分間程度のストーリーとして展開されるといった内容です。実際にリフォームしたユーザーに気持ちを語ってもらうため説得力があり、引き渡し時の“感動”といったものも視聴者が共有できるような仕上がりになっています。またリフォームで言えば、「ビフォーアフター」といったよくある手法も、2枚の静止画を使って表現するより、動画で時間の流れを表現した方が分かりやすいでしょう。

既にテレビよりもパソコンやスマートフォンを使って動画を視聴することが一般化しているとも言われており、住宅業界もネット+動画を使った広告宣伝をやっていく必要がありそうです。(関・和)

■住友不動産そっくりさんHP動画の概要
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