新社屋「住まいと暮らしサロン」お披露目会

7月、アキュラホーム埼玉北支店の新社屋お披露目会に伺いました。同社は東京大学大学院稲山正弘教授、河野泰治アトリエ主宰・河野泰治氏とタッグを組み、新工法のシザーストラスアーチを用いた空間作りに挑戦しています。

新社屋は、天井高さ 9m の吹き抜け大空間をつくり出す「シザーストラスアーチ」の 3 階建てアーチ棟と 2 階建てオフィス棟からなる中規模木造建築物です。アーチ棟 は広さ 6 m×16m、高さ 9m の柱の無い大空間を実現しています。構造材は流通材をプレカットし、現場での加工を最小限に抑え、材同士をビス留めすることにより、施工性を飛躍的に向上させています。さらに 2 階部分を間口方向に 1.5m、奥行き方向に 3m、2 方向に跳ね出させる(オーバーハング)木造建築として高度な技術が取り入れられています。
1階は玄関ホールとセミナールーム、2階は事務室と、2方向の跳ね出し空間に打ち合わせ室があります。吹き抜け空間にある階段を昇った3階にも打ち合わせ室があり、アーチを作り出している構造全体を目視できるようになっています。同社の技術力を象徴する跳ね出し空間やトラスが創り出す空間に打ち合わせ室を設けることで、図らずともお客様を訴求ポイントに案内できるプランニングはさすがです。

アキュラホームは当社屋を地域コミュニティの場としても開放し、その活性化に貢献したいと考えています。たとえば顧客・地域住民に対しては家守り、まち守りの拠点として、暮らし方講座の開催、大工道具や工具、メンテナンス用品の貸出しなどを行っていく予定です。また、地域住民による趣味などの各種講座やサークル活動の場としてセミナールームを活用してほしいなど、地域の活動拠点となることを目指しています。

今回の新社屋はシザーストラスアーチのプロトタイプとしての位置づけしているそうです。今後はさらに研究を加えユニット化することで、坪80万円を実現し、戸建住宅、中・大規模建築に活用していきたいと将来を見据えていました。(斎藤)

 

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