大手8社の決算、全社販売戸数は減少・販売坪単価は増加

2015年3月期の大手ハウスメーカー各社の決算報告が出揃ろいました。
主要8社のうち3社は減収でしたが、8 社平均では、総合力で多角的事業が牽引し、消費増税の反動減など厳しい環境にもかかわらず5年連続で増収増益が続く決算となりました。

会社別に見ますと、売上を3%以上伸ばしたのは、積水ハウス、大和ハウス工業、旭化成ホームズの3社、いずれも賃貸の好業績部門が寄与しました。反面、賃貸部門の弱い住友林業、積水化学、ミサワホームの3社は減収となりました。

本業である《戸建注文住宅の販売戸数》は、主要8社全てで減少しましたが、特に、住友林業、積水ハウス、パナホーム、大和ハウス工業が二ケタの落ち込み、減少幅が最も少なかったのが旭化成ホームズでした。他方、主要8社全てで増加したのは《販売単価》で、主要8 社平均単価は3,231 万円、前年比プラス3.1%(99 万円)となりました。

富裕層をターゲットにした高級住宅は血気盛んとは言えませんが底堅い動きを示しているようですので、ジワジワと住宅需要もデフレからの脱却へ向かい始めている(?)ことでしょう。(津田)

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