リフォーム業界の革命となるか

「7月からアマゾンがリフォーム参入」が話題になっています。積水ハウス(積和建設)、大和ハウスリフォーム、ダスキンに加えて、ソニー不動産も出品に名を連ね、いよいよリフォームもネット通販時代がやってくるかと予感させるニュースです。

既にいろんなところで記事になっているので、知っている方は多いでしょう。確かにアマゾンは便利で、新品でも中古でも安いところを選んで買えるのは使い勝手が良い通販サイトです。なんといってもアマゾンの強みは、莫大な訪問件数。月間延べで4800万人が訪れると言います。ちなみに7月15日のプライムデーには、世界のプライム会員がこの1日で3440万のアイテムを購入したということです。過去最高記録だと言います。
それだけの集客力は、大いに脅威ということでしょう。家電量販店などはそれ故にショールーム化して、お店で見たものの購入はネットでというユーザーも少なくないようです。

今回のアマゾンリフォームにおいても、ユーザーのメリットは、ネットで選べる豊富な種類と、施工費も込みの価格の分かりやすさ、申込み等の利便性といったところだと思います。価格的にも普通に発注するよりもお買い得で買える1品になっているはずです。
しかしリフォームは、実際にはモノを売るだけでなく、サービス、施工技術を売るビジネスでもあります。一般の商品との違いは、モノを頼めばあとは届くのを待つだけというわけにはいかないということです。ネットでの商品購入後、実際には現地調査・打ち合わせをして、その後正式に工事請負契約の締結、決済となります。
また業者側からは、契約までのステップは早いですが、その後の近隣挨拶、工事着工、引き渡しと、業務の流れは変わりません。もし万一リスクがあった場合には負担をするのは請け負った会社になります。

アマゾンでのリフォームが成功するかどうかは分かりません。ただちょっとタイプは違いますが、ホームプロなどネットで業者を紹介するポータルサイトは既に存在しています。
「ネットでリフォーム」が当り前になれば、確かにリフォーム業界の常識が覆る革命的な販売手法ということになるでしょう。(関)