大和ハウス工業「防災配慮賃貸住宅」

1月15日に栃木県小山市にて大和ハウス工業の「防災配慮賃貸住宅」の記者向け見学会が行われました。今回見学した物件は、「発電床を搭載した賃貸住宅」と「井戸を共用部の生活用水に活用した賃貸住宅」です。

まず発電床ですが、階段の上り下りの際の振動エネルギーを吸収して発電する「発電床(株式会社音力発電)」を設置していて、ぼんやりではなく綺麗に光ります。もちろん電気代(待機電力も0)はかからず、災害時にも安全に階段を上り下りできます。重層タイプやメゾネットタイプのアパートで、窓が取れない場合に設置すると効果的かもしれません。

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井戸付賃貸住宅については、火の見やぐらをイメージした外観の建物の中に井戸を設置しています。災害時に生活用水として使用できる他、この井戸水を使った防災トイレも設置(災害時も使えるように蓄電池も用意)し、非常用の備蓄品もストックするなど、多様な防災機能を備えています。また日常時には滑り台として遊ぶことが出来るため、入居者同士のコミュニティ形成の役割も担います。

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 またどちらも敷地内に蓄電池を設置しており、停電時に各世帯にダウンライト1灯とUSBコンセント1ヶ所を非常用電源として使えます。大和ハウスでは蓄電池を搭載した賃貸住宅がかなり増えているようです。
 今回の防災に配慮した賃貸物件は、どちらも大和ハウス側からオーナー様に提案したことで実現しました。お金がかかり、利回りに多少影響が出るかもしれませんが、築年数が経った場合も他物件との差別化が出来るだけではなく、オーナー様の満足度向上、地域貢献にも繋がる提案となっています。(高津)