jsk-log-top.png住宅産業に関するあらゆるテーマを分析、調査、研究する専門調査会社

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |



ブログ TOP > 1607_2

2016-7-25
好調ビルダーの商品・営業戦略

東日本大震災の被災地の今を感じる

article by :株式会社住宅産業研究所

 少し前の話になりますが、7月7日、8日に「ビルダー視察ツアー」を実施しました。
 北は北海道、南は沖縄から、13社・21名にご参加いただき、1日目は山形のクリエイト礼文のモデルハウス等、2日目はポラスグループのポラテックのプレカット工場等を視察・見学しました。

 ビルダー他社の成功事例を学ぶというのがこの企画の主な目的ですが、今回はポラスのご担当者にご案内いただき、東日本大震災の被害が大きかった名取市閖上地区を見学させていただきました。
 仮設住宅にはまだ住まわれている方がいらっしゃって、震災時の様々なお話を伺いました。ご家族を亡くされた方、別々に暮らすようになった方もいらっしゃいますが、仮設住宅の中で新たなコミュニティが形成されていました。
 名取市の沿岸近くには日和山という標高6.3mの小さな山があり、そこに登って津波被害のあった地域を俯瞰しました。震災の時は津波でこの山が丸ごと水に浸ったそうで、今でもその傷跡が残っていました。
 最後に、仙台空港の近くで津波に巻き込まれて残った木造住宅を見学しました。周囲には他に残されている家は無く、1棟だけがぽつんと残っていました。海側の壁や床はほぼ損壊していましたが、柱や梁は少し傾いてはいてもしっかりと残っていました。
廃墟.jpg
 被害の大きかった地域を見学させていただいたことで、自然災害の恐ろしさや、暮らしを守る住まいに対する考え方が深まりました。
 今年4月に発生した熊本地震の被害も大きく、被災された方々、アフター・修繕等の対応をされている住宅会社様に、お見舞い申し上げます。(布施)






ビルダー関連
その他

2016-7-22
マーケットレポート

6月受注は何とかプラス確保も弱い動き/集客は活発化の傾向続く

article by :株式会社住宅産業研究所

 大手住宅メーカー10社の2016年6月受注は全体棟数伸率で前年同月比1%増、2カ月ぶのプラス受注となりました。10社の増減内訳はプラス6社(全社1ケタ増)、マイナス4社(全社1ケタ減)となりマイナス組も目立ちます。また、消費税8%の影響を除く13年6月比では83%水準、前月の87%水準から4ポイントの低下となりました。6月は何とかプラス受注に回復したものの、このところの“もたつき感”は否めません。

 この背景には、消費税10%の2年半先送りが正式決定したことで、いよいよ“急ぐ理由”がなくなり、主力の戸建請負で長期化・様子見が目立つことが主な要因としてあります。また、これまで好調に推移していたアパートも今年に入って単月ベースでマイナス受注のところが散見されるなど一時の勢いは感じられません。英国EU離脱による円高・株安は、その後の参院選の無事通過もあり戻す傾向にあり、住宅市場への直接的なマイナス影響もそれほど目立ちませんが、先行きは決して楽観できません。

 一方、受注の先行指標となる集客は、過去最高水準の低金利の後押しもあり比較的活発な動きが続いています。具体的計画者が目立つなど来場者の中身も比較的濃く、記名、着座、アポ、敷調など初期段階の歩留まりは高めの水準を維持しています。しかし、商談中盤のランクアップや最後のクロージングのハードルは高く、翌月以降に商談がズレ込む等、なかなか結論が出ない案件が目立つようです。

 このような厳しい市場環境の中で、キャンペーンやフェアなど住宅各社の積極的な販促仕掛けが目立ちます。例年、7月は受注・集客の端境期といえますが、今年は例年以上に各社の早めの仕掛けが目立ちます。今後、住宅市場の先行きは決して楽観できるものではありませんが、低金利やZEH補助金などの後押し材料もあります。今年の夏も猛暑日が続くことが予想されますが、猛暑に負けず積極的な仕掛けと呼び込みを継続し住宅計画者の背中を少しでも後押ししたいものです。(岩澤)




ハウスメーカー関連
市場

2016-7-19
販売最前線ルポ

旭化成<マンション建替え研究所> 

article by :株式会社住宅産業研究所

参議院選の与党勝利でアベノミクスが承認されたと言っていますが、「アベノミクス」の金融緩和による円安基調も東証株価も黒田バズーガ以前に戻ってしまいました。
キャッチコピー先行型と言われる安倍政権ですが、第三の矢の成長戦略がパットしないままです。
パットしない成長戦略の中に、「リフォーム市場の拡大」、「中古住宅市場・流通の活性化」も含まれています。ご存じの通り、国交省が目論んでいるのは「オーナーチェンジのリフォーム」で、インスペクションや中古住宅の資産評価向上などの制度整備を進めていますが、どうも市場がついて来ていない状況に変わりありません。


一方で、中古住宅市場の中で堅実にノウハウや実績を積み上げている事業に旭化成ホームズグループが進めている「マンション建替え事業」があります。2002年に建替え決議をまとめた「同潤会江戸川アパートメント」を皮切りに、アトラスブランドで展開している旭化成不動産レジデンシャルのマンションは、すべてが建替えマンション。建替えだけに、都市部の利便性の良いエリアで展開し、区分所有者の建替え合意形成をまとめるノウハウを積み上げてきています。また中古流通事業は良質な物件情報の取得が要ですので、デベロッパー向けにセミナーを定期的に実施しています。建替え協議のノウハウを持っている会社と、物件情報を持っている会社の接点になっています。
ご興味にある方は参加されてみてはいかがでしょうか?(津田)

16.7.19_takata.png

ハウスメーカー関連
建売 ・マンション
リフォーム

2016-7-15
情報マニアの営業現場白書

積水ハウス関東夢工場見学

article by :株式会社住宅産業研究所

 久しぶりに積水ハウスの関東住まいの夢工場へ行ってまいりました。見学した建物は全部で4棟。今年3月にオープンしたイズ・ステージ、SWのグラヴィス・ヴィラ、NEWビエナと軽量鉄骨Bシステムの構造を訴求するBe Tech館の4つです。

 モデルハウスに関しては、イズ・ステージとグラヴィス・ヴィラはかなり豪華な作りで、総合住宅展示場モデル以上のクオリティとなっていましたが、NEWビエナについては、敷地面積33坪に建つリアルサイズモデルとして展示されており、建物価格も8,000万円と現実的な建物。実際の顧客を案内する際も、「安心できる」などの声も多いそうです。

 中でもインパクトが大きかったのはBe Tech館で、リアルサイズの構造が組み上げられており、各種耐力壁の比較や、基礎の独自性、1℃の部屋での断熱性比較体験など、分かり易く訴求。実験としては、カーテンウォールの有効性を実際の壁面を揺らして見せたり、シーカスについても引っ張り強度実験などを行い、独自性のある部分を中心に見学することが出来ました。

16.7.15_shimizu.png とはいえ、最大のインパクトは規模の大きさですね。そもそも関東工場は茨城県猿島郡総和町(現古河市)に、昭和45年8月に同社2番目の工場として稼動を開始。鉄骨系、木質系の工業化住宅の部材を製造し、関東1都6県+山梨県に部材を供給する全工場中最も出荷量の多い工場となります。ですので、周辺は積水ハウスの工場ばかり。昨年開設したエコファーストパークには、周辺の小学生などの見学も積極的に受け入れているそうです。

 地域密着という住宅事業者がよく言うテーマがありますが、これを最も体現できているのは、むしろ営業現場より工場かもしれませんね。(清水)



ハウスメーカー関連
商品

jsk-log200.png

http://www.tact-jsk.co.jp/index.html

はてなブックマークに登録 Googleブックマークに登録
ブックマークする

jskrecommend.png

記事検索