スマホ対応「後回し」はもう許されない ~ パソコンからのネット利用者は減少進む

インターネット上における視聴率調査サービスを行っているニールセン株式会社が、2014年のインターネットサービス利用者数ランキングを発表しました。
このランキングは、「パソコン版利用者数ランキング」「スマートフォン版利用者数ランキング」の2つに分かれています。パソコン版ランキングでは、上位10サイトすべての利用者数が前年比で2ケタのマイナスとなった一方、スマートフォン版ランキングでは、各サイトとも前年比30~50%の大幅な伸びを示しました。インターネットの閲覧方法が、パソコンからスマートフォンへ移行していることが明確です。
実は1年前、2014年1月のJSKブログでも、2013年のパソコン版ランキングを紹介しています。2013年は、前年比2ケタ減というサイトが、上位10サイト中4サイトでした。ところが、2014年は上位10サイトすべてが前年比2ケタ減、しかもマイナス幅は前年より拡大しています。この1年で、パソコンでのインターネット利用は減少が加速しているということになります。おそらく、2015年もこの傾向が続くでしょう。
当然、住宅検討者のウェブにおける情報収集も、パソコンからスマートフォンへの移行が進んでいます。住宅メーカー・ビルダーのウェブ担当者にお話を伺うと、スマートフォン経由の自社サイト訪問者数が、全体の3~4割を占めているケースは、もう珍しくありません。中にはスマートフォン比率が50%を超えた会社もあります。都市圏・地方圏の差もあまり無いようです。

そこで重要になるのが、1年前のブログでも触れた”自社サイトのスマートフォン対応”です。スマートフォンサイトそのものを開設していないケースが、比較的大手のビルダーなどでも、いまだに散見されます。また、スマートフォンサイトを開設していても、スマートフォンユーザーの使い勝手に配慮しているものはまだ少ないようです。ページが見づらい、パソコンでは見ることのできる情報が見られない、資料請求の方法が分からない、問い合わせ電話番号が見当たらない…そんな、「パソコンサイトのついでに、とりあえず作ったスマホサイト」が多数派です。
ウェブ上における見込み客獲得の主戦場は、パソコンからスマートフォンに移行しつつあります。スマートフォン対応を後回しにしている会社は、今後のウェブ集客における苦戦は避けられないでしょう。(高田)