住宅取得中心層・30代の2つのギャップ!

経団連の発表では、昨冬のボーナスはバブル期の’89~’90年以来で2年連続で伸び率が5%を超えたそうです。しかし、これはアベノミクスの恩恵があった一部の業界の明るい話。やはり業種別に差が大きいことは否めません。男性向け週刊誌が男性サラリーマンを対象に行った「格差についての意識調査」では、93.5%の人が「格差は広がっていると感じる」と回答しています。
もはや「中流」にいられるだけマシで、大半の人は格差社会というピラミッドの底辺に転がり落ちてしまう危険性をはらんでおり、実際に中流層の感性や消費価値感にも格差が出始めています。

30歳代後半男性の給与所得者の平均年収は約500万。平均収入はアベノミクスで緩やかに増加していますが、その中身をみますと、下振れ層と上振れ層への分離が鮮明です。
下振れ層は《ファスト層》、上振れ層は《新中間層》などと呼ばれ、感性・消費価値感でも結構な違いがあります。例えば、欲しいモノがあって買い物に行った際、ピッタリのモノが無くても7割方あってれば「これでいいや!」と余り深く考えずに購入するのが《ファスト層》。一方で、ほぼイメージ通りのモノがあっても一旦帰宅しネットで最安値や口コミ評価を確認してから判断するのが《新中間層》です。住宅業界で考えますと、《ファスト層》には仕様は程々ですがコストパフォーマンスは高いですよ!という売り方、《新中間層》には、自社の独自性や仕様・性能の説明をビジュル的に分かり易く伝える売り方が大事なことになると考えられます。実務商談の中で、お試し頂き、皆さまのご意見を弊社へフィードバック頂けたら幸いです。(津田)