住宅メーカー多層階戦略まとめ

多層階住宅については、このブログでも何回か取り上げましたが、最近のハウスメーカーの多層階住宅関連の動きをまとめてみます。

■積水ハウス
3~4階建商品は、戸建住宅「BIENA」、賃貸住宅「BEREO」を展開している積水ハウス。賃貸では「分譲マンションクオリティ」「ホテルライク」といった切り口で、内装、外装ともに質にこだわった仕様で競争力を高めています。今回4階建でも型式認定を取得したことで、業務の効率化とコストダウンが図れました。今後は4階建のみで年間200棟を目指します。

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■大和ハウス工業
10月に3~5階建て商品新「skye」を発売した大和ハウス。業界初の5階建制震システムを搭載し、外張り断熱通気構法や天井高2,720mmなどは、戸建と同様の仕様になりました。今後は首都圏を中心に新「skye」モデルの出展及び人員投下を図り、戸建営業の賃貸併売体制を強化していく考えです。

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■旭化成ホームズ
3~4階建は重量鉄骨で対応し、オイルダンパー制震システムを搭載しています。モデルハウスでの、戸建営業マンの賃貸併売体制が最も成功している会社と言えます。一部のエリア限定で5階建賃貸併用住宅をトライアル中であることから、今後の動きが期待されます。

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■パナホーム
ハウスメーカーの中で唯一、工業化住宅として7階建までを建築可能な「Vieuno」を持っています。さらに構造体を強化した「Vieuno PRO」では、住宅だけではなく事業用建築分野もターゲットとします。また地域密着営業拠点のビューノプラザは11月に神戸にオープンし、来年は埼玉、名古屋にも出展予定です。

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鉄骨メーカーの事例で紹介しましたが、住友林業が3~4階建耐火商品を出すなど、首都圏では木造メーカーでも多層階というキーワードがまだまだ聞かれます。