ヤフー、楽天がリフォーム事業に参入

インターネットショッピングの大手企業が続々とリフォーム事業に参入しています。
この分野で先手を打ったのはアマゾンで、15年6月より同社のECサイト「マーケットプレイス」内に「リフォームストア」を新しく立上げ、リフォーム商品等の提供を始めました。

そして今年7月に、ヤフーがECサイト「ヤフーショッピング」内で、8月に楽天がECサイト「楽天市場」内で、リフォーム商品の販売をスタートしています。どのサイトも、メインはインターネットを介して物販を行うものですが、リフォーム事業ということで、キッチンや洗面といった商材に工事をセットする形で販売するという点が特徴です。

ECサイトとしての違いは、アマゾンが「出品型」のサイトであるのに対し、楽天とヤフーは「出店型」という点が挙げられます。アマゾンでは積水ハウス、大和ハウス、ソニー不動産といった3社からスタートし、今のところ8社が参入していますが、リフォームストア上では各社が販売する商材が並列の関係で紹介されます(会社ごとのソートも可能)。
これに対しヤフーでは、リフォーム仲介のセカイエの他、ホームセンター、アウトドア用品、家電レンタルといった業者85社程度が出店する予定です。出店者の数も多いですが、各社がそれぞれWEB上にテナントを借りて販売するといったイメージで、品揃えや得意とするテーマなどそれぞれの会社の得意分野をアピールしファン化を目指すというスタイルになります。

ヤフーと楽天が参入したことで、日本を代表する大手通販3社がリフォームに乗り出したことになり、各ビジネスモデル間の競争原理が働けば、それぞれのサイトにおけるリフォームの出店者へのサービス向上も期待できます。これにより、「ネットリフォーム」といったスタイルが活性化する可能性もあり、今後の動きに注目が必要です。(関・和)