台湾で受け入れられつつある「メイドインジャパン」~家具・設備、空間

先月2月14日台湾でTOTO、大建工業、YKKが合同で「TDYグリーンリモデルセール・作品コンテスト表彰式」を開催しました。この式は住宅リフォーム、部位別リフォームの優秀作品を表彰するというものです。本式典がなぜ台湾で行われたのかについてですが、これは現地での住設分野事業が好調に推移しているからです。TOTOの2015年度決算では現地グループ会社の売上高が前年比+13%、営業利益も伸長しています。

台湾での業績をさらに伸ばすべく、昨年11月11日に台北市でオープンした市内最大級のインテリアショールーム「台北設計建材中心(台北設計建材センター)」にパナソニックなどと共に出店しました。
こちらは複合型ショールームで8階建、1000㎡という広さ、7階には講演を行えるイベントホール、最上階には展望台と図書館がオープン予定となっております。

台湾、海外を問わず各国のインテリアショップ、展示販売コーナーが設置されております。同建物の4階に「NIPPON STYLE 和風家具」という日本の家具や空間をテーマとしたコーナーがあり、こちらには日本製のテーブルやソファーはもちろん、畳の間も配置されており、日本の伝統的な空間を味わうことが出来るようになっております。
冒頭で述べたように現在はTOTOなどの設備メーカーが台湾での業績を伸ばしておりますが、こうした「メイドインジャパン」の家具や空間を好む層が一定数いることは間違いないでしょう。(石田)

■台北設計建材中心(台北設計建材センター)
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■同建物4F NIPPON STYLE 展示販売コーナー

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