ビルダー視察ツアー2017開催しました

先週の13日・14日(木・金)の2日間、TACT特別企画「ビルダー視察ツアー2017」を開催しました。全国のビルダーさんを集め、他社のモデルハウス、分譲地、工場などをバスで巡るツアーで、ほぼ毎年開催しているイベントです。

今年は、1日目に日本オーガニックアーキテクチャー様、2日目はポラスグループ様にご協力いただきました。
1日目の「オーガニックハウス」のモデルハウス見学では、みなとみらい、駒沢、瀬田の3ヶ所の総合展示場を回りました。いずれもフランク・ロイド・ライトの設計思想に基づく、独自の世界観のモデルハウスでしたが、特に今年3月にオープンしたばかりの瀬田展示場のモデルハウスが印象深かったです。

ライトの「ロビー邸」をモチーフとしたデザインで、船をイメージした外観は展示場内でもひときわ目立ち、内装はステンドグラス等で彩られた豪華なつくりでした。夕方からは、ライトが設計した建築物の一つである「自由学園 明日館」も見学し、懇親会では全国のビルダーさんと交流を深めさせていただきました。

2日目はポラスグループが手掛けた1棟リノベマンションのモデルルームと、2ヶ所の分譲団地を見学しました。視察ツアーでは過去にも何度かポラスグループの分譲団地を見学させていただいているのですが、他の分譲団地とは一線を画す街区全体の設計・デザインと、コンセプトを盛り込んだモデルハウスは、他エリアのビルダーからの注目度が高いことを改めて実感させられました。

「ビルダー視察ツアー」は、毎年恒例のイベントとして来年以降も継続する予定です。見に行きたいところのリクエスト等がございましたら、お伝えいただければと思います。(布施)

▼オーガニックハウス瀬田展示場「ノーブルシップ」
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▼F.L.ライト設計の自由学園 明日館
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▼ポラス「パレットコート朝霞」モデルハウス
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この記事の著者

布施 哲朗

2007年8月に住宅産業研究所へ入社。TACT編集部、マーケティング部を経て、2011年12月にTACTデスク、2018年11月にTACT編集長に就任。
同誌では、ビルダーを中心に全国各地の住宅会社へ直接取材を行い、最先端の商品戦略・営業戦略の情報を収集し記事を執筆、他媒体への記事提供も行う。一方で、建売住宅、リフォーム、海外市場など、多分野の調査資料を作成する他、受託調査、講演、セミナーも行っている。

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